2009年07月02日

川は流れ、時も流れ・・・・

 あれまぁ・・・、気づくと7月になっておりました。早い、早過ぎる・・・、09年の半年が消えてしまいました。
 
 目下、梅雨ということで、毎日、雨、曇り...ですが、九州では大変な集中豪雨雨 雨 で被害も大きいようです。自然には逆らえない・・・とはいえ、被害を大きくしている人為的な要因もあるのでしょうか? こんなところでは何の役にも立ちませんが、お見舞申し上げます。

 6月28日(日)の定例観察会は、こんな時期にも係わらず、なんとか曇りで、気温も前日に比べたら下がって・・・幸い歩きやすい・・・。湿度がかなりあるので、ちょっとむしむししていたけれど・・・贅沢は言えません。

 松戸駅9時集合して、まずは江戸川へ出る。駅前から数分で川です。川沿いに歩いて、上葛飾橋を渡り、埼玉県側の江戸川土手を三郷排水機場まで歩く間に、チョウゲンボウがスズメを襲って失敗する様子が見られた。狩りはなかなか大変みたい。ヒバリが空高くさえずっている。江戸川の中にできた3つの中ノ島は緑の島となって景観的には素晴らしいが、河川事務所には目障りらしい??

 
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 川も日々流れの中で、望ましい形をつくろうとしているから、たとえ取り除いても、またいつしか同じような島を形成していくんだろうなぁ・・・??でも、このままの景観を維持して、緑と水による心癒される空間を保ってもらいたいものです。

 三郷排水機場の屋上にチョウゲンボウの番が見られた。中川放水路をたどって、ようやく中川へ出る。つくばエクスプレス橋脚工事とヒヌマイトトンボが生息するヨシ原の保全の話などもあり、また、中川河畔のオニグルミの木にたくさんの実がなっていることを確認。中川のヨシ原にはちょっと見ただけではわからないながら、たくさんのベンケイガニやクロベンケイが棲んでいる。ガイド役のつれあいが素早くつかまえて、皆に披露。その後、双眼鏡でヨシの根元を確認したら、いる、いる・・・・。貴重な生息環境なのだ。

 さらに、カワセミが飛び、続いて、珍しい夏鳥のササゴイがゆっくりと川面を飛び続ける様子を観察できた。ラッキー!!

 川から一本入った小さな児童公園で昼食。再び中川に出て、延々と土手を歩く。川を眺めながらだから、なんとか歩き続けられた。吉川駅近くの光厳院というお寺のイチョウの巨樹を見る。


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 吉川駅についた頃にポツポツと雨の気配・・・・。うちに帰りつく頃には、本降りとなっていて、観察会を早めに終了して大正解でした。
 



 
 
 それにしても、平坦な地を歩いただけなのに・・・なぜか、どっと疲れて・・・、年です。体力の衰えを感じた月、火、水曜日。気づくともう木曜・・・・って、時間の流れが早過ぎるともうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
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2009年06月23日

梅雨真只中?

 いつの間にか、6月も残り少なくなって来ました。このところ、どっぷり梅雨モード、もう、関東圏は雨にいささか、うんざりして来ていたら、本日は珍しく晴れました。ホント、気紛れ・・なお天気に翻弄されていますが、そんな中、運良く利根運河の生態系を守る会主催 自然観察会は、晴れて暑くなりました。

 6月20日(土)、今回の観察場所は、流山市西深井の運河近く。新川耕地の水田地帯と国有地には、生き物がいっぱい。

 9時に運河水辺公園に集合して、いざ出発。


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 8時15分に車でうちを出て、現地集合のつもりが、現地到着が8時45分。で、9時スタートの運河公園にむかい、なんとか、出発する瞬間に合流しました。
 
 みな、天気に感謝しつつの出発・・。ところどころの植物なども観察しつつ、本日の観察ポイント、新川耕地へ。

 ここには、すご〜〜く珍しい夏鳥のヨシゴイが営巣しているって、内緒ですよ・・・。バーダーがどっと押し寄せたら大変。

 ヨシ原には、オオヨシキリ、セッカの声もして、にぎやか・・・。この水田地帯の水路で生き物観察と鳥を観察するグループに別れて、思い思いに、楽しむことに・・。

 お目当てのヨシゴイは、ヨシ原の上を低く何度も何度も飛ぶ。翼を広げると、羽根先が黒く、褐色、白、黒と目立つ色調がきれいだ。思ったより、多くの個体がここに営巣しているみたい。神経質になって飛び交っているようで・・・申し訳ないけれど、たっぷり観察できた。
 
 ここには、コヨシキリもいるという・・ということだが、鳥の声を聞き分けようとしても、なかなか難しい。

 ともかく・・・自然の中で生きものの気配を濃厚に感じられたら、ただ、それだけで嬉しい。

 水路には、メダカ、ドジョウ、フナ、カメにトンボのヤゴなどもいたようで、トウキョウダルマガエルは子どもたちのおもちゃに・・・なったりした。


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 大人も子どもも童心に返って・・・梅雨の合間の晴れ間に自然観察を楽しんだ半日。まだ、その後も楽しむ参加者から一足お先に失礼して、ちょうどお昼には帰宅したのでした。

 言い忘れましたが、この新川耕地の生きものの楽園を、『ウェットランド・ヨシゴイの里』として、会が行政に働きかけて、保全を目指しているんです。そこを観察会で多くの方に知ってもらおう・・・ってことでした。
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2009年06月16日

トンボの羽化と仰天モグラ

 14日(日)は毎年恒例、葛飾区郷土と天文の博物館主催、江戸川野遊び道場早朝観察会でした。天気予報では、梅雨時だけに雲曇りと雨マーク雨とあって・・・、開催できるのか不安??

 せっかく、早起きしてトンボの羽化を見ようという企画だけど、お天気次第ではトンボの羽化が見られるかどうか?出たとこ勝負がく〜(落胆した顔) 印西牧ノ原駅午前7時集合というのに、大勢の親子が集まって元気いっぱい。しかし、出発するときに、かすかに霧雨が降り出して・・・どうなるか??大丈夫か??
 なんとか、降らないで・・・・との祈りが通じたか、その後、曇天ながら雨にはならず・・・ホっ!

 台地の下に広がる谷津田に降りて、観察する水田へ。さて、どこにいる?見渡しても、すくすく育つ稲が風にゆれていて・・・さっぱりトンボの羽化はみつからない??

 水田脇の水路、昨年までは土の水路だったところがなんと、今年は三面コンクリートに改修されてしまった。その水路に何やら泳ぐ物体発見!がく〜(落胆した顔)ネズミ色をしたその物体・・・ネズミ??と思ったら・・・なんと!なんと、モグラexclamation&question
 
 水路に落ちたものの、コンクリートの壁に這い上がれず、泳ぐ泳ぐ・・・必死の様子。参加の親子に声をかけ、しばらく、超珍しい「泳ぐモグラ」を観察後、手網で救出。わーい(嬉しい顔)
 

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 掲げた網の中には、もぐらが・・・。


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 網の中のびっくり、ぐったりの?モグラを観察してから、「気をつけるんだよ」と安全なところに解放してやりました。

 

 さて、気を取り直して、田んぼを見れば・・・、あ!ヤゴ?あれ、トンボが止まっている・・・。羽化したものの、まだ翅が乾いてないから飛び立てないトンボが・・・あっちにも、こっちにも・・・。羽化殻を手にする親子も...。
 
 お天気は芳しくなくても、トンボは羽化していた・・・。


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 真剣に見つめる先に、羽化したアキアカネが・・・。

 別の田んぼでは、オオアオイトトンボも次々に羽化していた。このトンボは、水辺の木の皮中に卵を産み、返ったヤゴは水に落ちて・・・そこで羽化まで過ごすということで、水辺と樹木が一体になった場所でのみ見られる。殻から細い体が抜けていく瞬間まで見ることができた。

 そのあとは、近くの水路で、ドジョウ探しに夢中になる親子たち。オニヤンマのヤゴもみつかる。珍しいスナヤツメをゲットしたのはお父さん・・・。みんなでしっかり観察。

 子どもたちの中には、クワの実を採るのに夢中になる子もいて、思い思いに自然を満喫。昔はあたりまえのことが、今はこうして電車にのってやってきて・・・イベント?になっている。楽しい自然体験ということで、良し・・としましょう。


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 ガイド役、いえ、ガキ大将のつれあいが、みなが見つけた生き物の説明などして、早起きした甲斐のあった・・・観察会は11時過ぎに無事終了。

 泳ぐヘビも見られたし、ヘビの抜け殻ゲットの子もいたり・・・、「早起きは三文の得」は本当だった!!
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2009年05月26日

雨の牛久沼

 5月といえば、ふつう五月晴れ・・・を期待したくなりますが、なんの因果か?5月定例観察会は雨。予報では午後からのはずが、すでに朝から雨。さらに・・・雷雨になるかも?とか、雹が降るかも・・・と、「脅しですか?」の天気予報にビビりながら・・集合場所の松戸駅へ。勇敢な参加者が数名。ともかく9時1分の常磐線土浦行きで佐貫駅へ。そこで現地集合の方々を交え、総勢20名ほど。天気が悪いので、参加者は少なめ、こじんまりとした観察会スタート。

 まずは牛久沼を目指す・・・、雨の牛久沼も風情があってなかなか良いけれど、水際の草むらが濡れて・・・歩くのはためらわれます。それでも、なんとか、あまり草の茂らないところを選んで、水辺近い木立などで樹木観察。水辺のヨシ原ではギョギョシ、ギョギョシとオオヨシキリの声。


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 牛久城趾に向かう。市民の保全団体が雨の中、城趾の保全作業中。ということで、本丸跡など案内いただく。竹がはびこっていたところを、ようやくきれいに切り倒して、広い空間としたり、林の手入れをしたり・・・、まだ途中経過なので、また来て下さい・・・とのことだった。

 城趾の周囲、集落のあいだに城中街道が残っていて、風情がある小道が続く。ウグイスの美声もする。

 その街道をたどり、得月院へ。ここには大きなカヤの木がある。元気に茂る様子は気持が良い。


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 さらに、河童の絵で有名な小川芋銭の碑をたずねる。雲魚亭という別邸?は、以前は見学できたが、今回は燻蒸作業のためか?閉切られていた。

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 牛久沼は河童がシンボルとなっているようで、いたるところに河童の像がある。睡蓮の咲く公園(アヤメ園)でお昼にしたかったが、雨で断念。結局、学習センターの軒を借りて、素早く昼食を済ませる。






 午後は谷津田や斜面林沿いに樹木観察をしながら、ゆっくりと牛久駅へ向かう。センダンの花がふんわりと咲いていた。


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 今回は、天気も悪く、物好きだけの参加だったが、ところどころで、クワの実、グミ、モミジイチゴなど・・・、味見も楽しんだり、ウツギやスイカズラなどの花、ニワトコの赤い実、ウワミズザクラの小さな青い実など、こまめに観察して、それなりに楽しかった。
 紫外線の心配もなく、汗もかかずに済んだし、まあ、雨も楽し・・・、ともかく、雷にあわずホッとした観察会でした。
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2009年05月05日

連休もあっけない?

 豪華5連休だったはずですが・・・、いざ始まったら、さしたることもなく過ぎていく・・・・ふらふら

 4日は葛飾区郷土と天文の博物館主催『江戸川野遊び道場』で『小川の生き物探し』を楽しみました。
 
 集合は、北総線「千葉ニュータウン駅」。続々と手網やら簡易水槽?やら荷物を持った親子連れが集まって来る。人数多い、多過ぎる・・・し、賑やか過ぎる・・・。実は、連休真ん中ってことで、皆旅行に行ってしまって、参加者少ないんじゃないかなぁ??と危惧していたから・・・、びっくり!!総勢90名をこえる大集団だ!!

 早速、今回の『小川の生き物探し』の現場へ移動。駅前はショッピングセンターやら、マンションなど超近代的なのに、台地から坂をおりると、あら、不思議!!そこには谷津田がひろがっている・・・。

 そのギャップが新鮮だ。田んぼは田植えを終えたばかり。お天気もまずまず・・・ですが、肝心の小川は水がすくなく、枯れたヨシなど茂っていて・・・こんなところに生きものいるだろうか?と不安になる。


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 それでも、さっそく、小川に網を入れて、ガサガサ・・・すると、シジミやカワニナ、さらにドジョウなど入って、さらに夢中になる仕掛け・・・。子どものみならず、お父さんもかなり熱くなっている。

 ヌマチチブ、トウヨシノボリ、メダカなども見つかるし、その他にもトウキョウダルマガエルも、トンボのヤゴもゲットしたと自慢げに見せてくれる子もいる。

 川の水際ギリギリのところで、トンボが羽化している現在進行形を見つけたのは、自然大好き少年。ちょっと得意げ!!

 
 
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 谷津田を取り囲む雑木林の緑がうつくしい。野田フジが花盛り。のんびりと・・・気持の良い里山で、思いのままに遊ぶのは文句なく楽しいはずだが、中には『つまんない』と水にも入らず、網も使わぬ子もいて・・・・ちょっと天の邪鬼だが、いずれ、面白さに目覚めてくれるといいなぁ・・・。

 ひとしきり遊んだら、捕まえた生きものの品評会、ガイド役のつれあいが、それぞれのいきものの説明などをして、最後にできるだけ、元の場所に戻すよう指導して、この日の予定は終了。

 行きに通り抜けた公園で、ちょっとピクニック気分でお昼を楽しむ。怪我もなく、無事、楽しい野遊びを終えた。

 覚書として、2日は、午後、ご近所ドライブ、柏市の外れあたりにあるというナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)を通りがかりに見る。真っ白な花の盛り・・・はたしかに?なんじゃ??

 3日は、午後、憲法集会で、慶応大の金子勝氏の講演を聞く。

 本日は午後降り出した雨の中を、中川沿いにドライブ。帰り道はかなり渋滞・・・。こんな近場でも??とちょっと驚いた。

 明日はもう、連休最終日、あっけなく過ぎていくって、良いのか??悪いのか??がく〜(落胆した顔)
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2009年04月29日

春の里山谷津田めぐり

 前日は1日雨・・・、その雨が残るのでは・・・と心配された4月26日、幸い雨は上がって、晴れている。雨上がりの晴って、磨き上げたようなピカピカな感じで、木々も潤っていっそう美しい。しかし、風はかなり強い。

 でも、雨よりはずっとマシ・・・ということで、松戸駅に8時50分集合、まず新京成線で新鎌ヶ谷駅へ。そこで、北総線に乗り換えて、印西牧ノ原駅着。

 いよいよ、4月の定例観察会スタートです。新緑の木々がそれはそれは美しい。まずは、谷津田へと降りる。斜面林と谷津田が織り成す複雑に入り組んだ地形には幻惑される感じで、ともかく、ガイド役のつれあいに皆ついて歩く。ウワミズザクラが、試験管ブラシのような花を咲かせている。


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 すでに、田には水が入れられ、田植えの準備も整いつつある。トウキョウダルマガエルかな?『カエルの歌が聞こえて来る・・・・』 ウグイスもさかんに・・・発声練習中。

 
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 春一番に羽化したシオヤトンボの若い個体が、ペタペタと止まっている。いよいよ、トンボシーズンの開幕を告げるトンボたちだ。



 あちらの谷津田、こちらの斜面林をまわり、台地と低地をのぼり下りしての谷津田めぐりのハイライトは・・・エノキの古樹との出会い。長年の風説に耐えて形作られた表情豊かな樹形が見事。いつまでも見ていたい・・・姿だ。夏には深い木陰を提供してくれるだろう。


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 このあたり、13万年前海だったという証拠、木下貝層が露出する崖を眺め、さらにその脇に咲く青いホタルカズラの愛らしさに魅了された。


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 強風にはいささか悩まされたものの、快晴の里山歩きの最後に山門がユニークな龍湖寺に立ち寄り、解散はJR成田線の小林駅。


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 正直、久々に歩いた感じで・・・、疲労困ぱい、すっかり年を感じさせらたものの、翌日には疲れもどこへやら、きれいに忘れていたから、まだ大丈夫か。
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2009年04月08日

春 らんま〜〜ん!

 週間天気予報では「雲と小さな傘」マークになっていた5日の日曜日は13年目の野遊び道場(葛飾区郷土と天文の博物館主催)の初日です。
 
 幸先良くスタートしたいのに・・・、さらに、初回は毎年利根運河で野草摘みと湿地の生き物観察、そしてお昼には野草の味噌汁を味わってもらう予定なので、雨は非常に困る・・・。ちっ(怒った顔) 

 と思っていたら、なんと、朝には晴れて、風もなくまさに野遊び日和となりました。晴れ 「やったぁ〜!」わーい(嬉しい顔)

 東武野田線「運河」駅に続々と集まって来る親子・・・どうやらかなりの人数みたいです。運河土手に移動して、まず、挨拶と簡単な説明などを講師役のつれあいがする。


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 運河土手の桜は見ごろの七分咲きくらい・・・。朝、9時過ぎとあって、まだ人出もなく、静かな花見を独占状態。


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 例年行なっている野草摘みですが、その年の気温によって、野草の成長具合は微妙に違っていて、今年は全般的にやや成長が遅れている。カンゾウなど若い方がおいしいものはちょうど頃合。ノビルはまだちょっと細い。それでも、ツクシ、ヨモギもまじえて、皆いろいろと摘み取っていく。


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 途中で、湿地の生き物観察に行く本隊とわかれて、昼食の味噌汁づくりを担当。毎年のことだが、1年1度なので、毎回初めてのような緊張感・・・。今回参加者が多いので、もろもろの材料が足りるか?不安。

 ともあれ、なんとか、大鍋二つに作って、皆の帰りを待つ。ちょうどお昼に戻って来た参加者、手に手に持参のお椀をもって並ぶ列の長いこと・・・。大鍋二つの味噌汁があっという間に売り切れて、足りない・・・。ノビル、セリ、油揚げと言うシンプルな味噌汁だし、どちらかと言えば現代っ子には苦手の野菜のはずが・・・なぜか『おかわり』希望者が多い。そこで、追加の調理。ガスが途中で無くなっていたことに気づくのが遅れて、時間がかかったが、それでも、追加の鍋も完売・・・。満足してもらえたようで・・・、めでたし、めでたし。
 
 湿地では、アカガエルの卵塊がまだひとつあったり、オタマジャクシにメダカ、ドジョウ、トウヨシノボリ、ヌマエビ、ヨコエビ、トンボのヤゴ、さらに、めずらしいウマビルまで見つかって、収穫大だったようです。観察のあとは、もとの場所に戻して来たそうです。

 利根運河土手には在来の植物が残っていて、昼食場所近くには、一面のカントウタンポポ。


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 ミズキ、ウワミズザクラ、イヌザクラ等々、樹種も多く、枝を手にとって間近に見られるから、植物観察にもぴったりの場所です。この日は自然保護協会関連の観察会もあったりして、運河は賑わっていました。
 
 なによりも、09年第1回の野遊び道場が、天候に恵まれて、春を楽しめたことが嬉しいし、きっと、今年も充実した野遊びになるぞ・・・と、手ごたえを感じることができたのでした。わーい(嬉しい顔)
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2009年03月25日

春の嵐の観察会

 3月は強風吹き荒れることがある月だと、毎年気づいて、毎年忘れているお粗末です。
 そういえば、昨年3月の観察会も風で大変だったっけ・・・なんて、思い出しつつ、今回も大風にもめげず、我孫子駅集合。さすがに、午後から雨の予報に、参加者はやや少ない。
 
 そんな物好きの皆さんと午前9時45分ともかくスタート。手賀沼をのぞむ我孫子には、大正時代、多くの文化人が住んだという史蹟が多い。まずは、駅近く、緑(知名)の香取神社でケヤキの巨樹を見る。まち中に巨樹が何本か残るところが貴重だが、一部、建物との関係で切られたりして、安泰とはいかないのも事実。


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 アトリ3〜4羽が風を逃れるように常緑樹に出入りする様をじっくり観察。

 続いて、講道館柔道の創始者、嘉納治五郎別邸へ。沼を見下ろす高台にあり、すぐとなりの三樹荘あとは、治五郎の姪、柳直枝子の別荘だったとか。彼女が結婚後、弟の柳宗悦が新婚生活を送ったとあり、つまり、柳宗悦は嘉納治五郎の甥・・という姻戚関係を初めて知ってびっくりしたのでした。


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 雰囲気のある坂を下り降りて、次は朝日新聞のジャーナリスト、杉村楚人冠の屋敷跡へ。ここがまた、手賀沼を見渡せる素晴らしい眺めだが、何しろ強風に吹きさらしで、長居はできません。



 

 続いて、志賀直哉旧宅跡。『暗夜行路』前編を執筆したという旧宅の一部が再現?されている。

 
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 さらに東京大学教授、村川堅固の村川別荘ヘ立ち寄る。我孫子本陣の建物を母屋として移築したり、朝鮮の建築を真似た別棟があったり・・・して、さすが優雅なお住まいです。本陣では芸大の学生の作品展もあるようだ。
 
 ようやく手賀沼畔に出て、銀杏の巨樹とそこに巣をつくるニホンミツバチが主な観察ポイントの香取神社を経て、五本松公園へ向かうころ、横殴りの雨に風も強まって・・・・いささか、「参りました・・・」状態。それでも、多少の運は残っているようで、公園での昼食時はいったん雨は上がっていた。

 その後、観察会参加者のおひとりが森の手入れや植林をしているという現場を訪ね、作業の苦労や今後の計画などを聞く。森の手入れと言っても、密集したモウソウチクを切り倒し、あらたな森に再生するのは本当に大変そう。地主さんとの信頼関係などを含め、その取り組みに感心するばかりでした。

 我孫子市に残る岡発戸谷津は「谷津ミュージアム」として市民が管理、保全している場所。休耕地は湿地として、また池もつくり、林の手入れもして、谷津環境が守られている。


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 池には産卵した卵を守るようなヒキカエルの姿も。


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 途中、時々降る雨、吹き荒れる風に苦労したけれど、満開のコブシに思わず歓声をあげたくなったり、変化に富んだ観察会、予定よりすこし、コースを端折り、早めに東我孫子駅で無事解散した。帰りの電車のダイヤも乱れ気味だったが、特に支障なく帰宅できて、ホッとしたのでした。


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2009年03月21日

春の先駆け?

 春を実感するもののひとつ・・・カタクリはどうかな?と、ちょっと早いだろうな・・・思いながら、近くの柏市のカタクリ群落に出かけてみました。

 確かにまだ、早い、はやすぎたけれど、それでも、陽当たりの良い場所では、すでに、咲き出していて・・、ああ、『春来ている』って・・・感じられた。もう1週間もしないうちに・・一面のカタクリとなるかも・・・。


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2009年02月24日

天気が良いと御機嫌!

 22日の観察会は、天気に恵まれて、この時期なのに・・のんびり楽しめました。戸外での活動はホント、お天気次第。ポカポカ日和だとほんと、伸び伸び楽しめるけれど、これが、雨だと最悪・・・でも、なぜか、後々記憶に残るのは、ひどい天候のときなんですけれど...。
 
 ともかく、2月22日、天気もよく、風もなく、最高の観察会日和。JR新松戸駅からスタートです。駅前の新坂川から、川と流山鉄道(路面電車のような日本最短距離の鉄道??)をたどって坂川へ。どちらを見ても、三面護岸の今どきの川ですが、それでも、ヒドリガモがのんびりしている。時々『ピューイ』と可愛く鳴く。数はかなりのもの・・・。こんな川でもいてくれるって、どこが気に入ったのか?さっぱりわかりませんが・・でも、ちょっとうれしい。カワセミまで・・・登場で、じっくり、観察できた。
 
 坂川をさらにたどると、富士川との合流を経て、利根川からの導水が地上にあらわれる流山市野々下の親水公園です。


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 河川の浄化・・・とはいえ、莫大な資金を投じた大規模な工事で・・と言うことには、いくつも疑問が残る・・・わけで、いわば、問題点の現場視察です。

 水を勝手に本来の流れから導水する・・ことは、やはり、暫定的手法にしておくべきかも。

 このあと、斜面林下の水たまりに産卵のニホンアカガエルの卵をいくつも観察しつつ、運動公園へ。中にはすでに小さなオタマジャクシの姿も・・・あった。運動公園でで早めの昼食。

 午後は、流山市の市野谷の森へ。かつては50haの森がひろがっていたが、つくばエクスプレスの開通に伴う宅地開発で、森は半分になった。この森で繁殖するオオタカがいたから、半分とはいえ、なんとか保全されたものの、実は、森の周辺に広がっていた畑や空き地はなくなってしまったので、実質、森はほんのわずかな印象。かつての森がまったくなくなって・・、切り株を残した更地になっている光景には言葉もありませんでした。


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 過去に何度も、何度も、観察会を行なった森と同じ場所にいるとは、思えないくらいの変貌振りは・・・衝撃的。この森を頼りにしていた生き物たち、野鳥はもちろん、カエルやトンボたち・・どうしたんだろう??どんな小さな命も、どうでも良いとは・・思いたくないです。

 
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 森の保全・・・、あらためて、森と周辺に緩衝地帯(バッファゾーン)があってこそ保全されたといえるんだなぁ・・・と思ったのでした。ホント、かつての森のあったあたりでしょうか?っそのあたりも、宅地やショッピングゾーンになっているみたいで・・・なんとも、言葉にならない気分で終わりました。

 それでも、観察会終了の直前、駅前近くにある調整池にカワセミがいて・・・、じっくり姿を見られたのは、ちょっとしたご褒美って感じでした。


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2009年01月26日

鳥見日和

 1月25日は今年初の観察会。ともかく、快晴、風もなく・・・冷え込んでいるとは言え、もう贅沢は申しません。ありがたい観察会日和です。
 
 松戸駅集合、さっそく江戸川堤防へと向かう。堤防に上がると、真正面にド〜〜〜ンと雪をかぶった富士山。さらに北に目を向けると、男体山と日光連山も見える・・・。風もなく、鏡のような江戸川だ。河川敷ではまずツグミ、ヒバリ、ホオジロ、ムクドリなどを見る。ヒバリは3羽が縄張り争いか、単にはしゃいでいたのか?からみあって・・飛び跳ねて、元気いっぱい。


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 上葛飾橋を渡って、埼玉県へ。大場川沿いに水元公園へ向かう。レンガづくりの閘門橋を渡って水元公園へ。ポカポカ陽射しに、歩いて来る間にすっかり暑くなってきた。
 のんびりと、鳥見。小合溜にはアオサギ、コサギが並んでいる。ヒドリガモ、オオバン、カイツブリ、バンなど次々に現れて、じっくり観察。特に珍しくはないけれど、お馴染みの鳥達が元気な姿もうれしい。
 
 ジョウビタキの♀や、シジュウカラ、メジロなどの小鳥が飛び交う様を観察。シメ、ビンズイ、ヤマガラも登場。カワセミも飛び、上空にはオオタカの姿も見た。

 水辺のカモ類は、数を減らしているが、それでもマガモ、コガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、キンクロハジロなど見られた。

 というわけで、最後の鳥合わせでは44種を確認できて、びっくり。期待以上の鳥が見られた上に、なによりも、穏やかな天気がうれしい観察会でした。葛飾橋を渡り、松戸に戻って、坂川沿いを歩いて、12キロ以上、少々お疲れ様ということで、無事終わりました。


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 水元公園でヌマスギ(ラクウショウ)をじっくりと観察。メタセコイアとの違いを勉強中。
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2008年12月07日

今年最後の野遊び道場

 子どもたちと楽しく自然の中で遊ぼう!!と始まった「江戸川野遊び道場」08年度最後の観察会は、葛西臨海公園でまずバードウォッチング。「江戸川野遊び道場」の主催は葛飾区郷土と天文の博物館。つれあいが、ガキ大将ともいうべき講師役、私はさっぱり役にたたない助手です。念のため・・・。
 
 前日あたりから天気予報で『寒い、とにかく寒くなる』とあったので、おっかなびっくりでしたが、12月6日(土)は風もなく、快晴、案外に寒さを感じずにすみました。天気予報に怖れをなしたか?参加者は比較的少なく、さらに、参加された方々はみな、けっこう厚着だったけれど・・。ふらふら

 京葉線「葛西臨海公園」駅からスタート。まずは、鳥よりも赤い実がたくさんついた・・・クロガネモチやさらにイヌマキ、シャリンバイなどなど、実をつけた木々の観察。樹木にとっては大切な生き残りをかけてつける実ですが、なかなかにユニークな形だったり、色が可愛かったり・・・と楽しめる。そんな木の枝にオオカマキリの卵が・・・。内緒にしておこうと思ったのに、やっぱり、カマキリ大好き少年に見つかっちゃった。
 
 さらに、鳥はどこ??と歩いていくと、参加のお父さんが、『あれは??カモメですか?』と指差したのは・・・頭上を旋回する・・・なんとミサゴ。ラッキー!!けっこう、肉眼でもしっかりと見ることができた。魚を捕まえる鷹の仲間とつれあいが図鑑を使って説明。

 低木にハバビロカマキリの卵発見。近くにもう1個あって、またまたカマキリ少年に持ち去られた。

 池にはホシハジロ、コガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ヒドリガモなど、バン、オオバン、カイツブリ、アオサギ、カワウも見られたが、数はどうも年々減っている印象。

 園内を回って、江戸川が海に注ぐ最河口部へ出る。向いはディズニーランドだ。川が海にでるところ、一気に開ける感じは実に印象深い。スズガモ、ユリカモメがのんびりとたゆたっている。

 海がキラキラと光って、美しい。そんな海を見ながら、お昼とする。

 
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 午後は、臨海水族園へ。各自、好き好きに見学することにする。世界の魚が一気に見られるって、凄い!しかも、その魚たちがまた信じ難い色や形や大きさで、もう興味はつきない。なぜにその色?なぜにその形??どうやって進化したの?と聞きたいことばかりだった。


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 それにしても、圧倒的な迫力はマグロの遊泳する様。さらに、しおだまりや浅い海で、マダイ、メジナ、イシダイ、クロダイなどなど、たくさんの魚が泳ぐ様に・・・・釣りたい??なんて、発言もあったりして、楽しめた水族園見学でした。

 よいお天気に恵まれた今年最後の野遊び道場、無事終了で良かった!!また、来年も子どもたちと楽しく遊べることを願っています。ま、どっちが子どもってくらい、年も関係なく楽しんじゃうんですが・・・・。わーい(嬉しい顔)
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2008年11月05日

久々の遠出をして・・・

 11月1〜3日と3連休でしたが、1、2日に比べると、いささか天気のさえない3日。かつては晴の特異日だったはずの文化の日に、珍しく遠出をしました。と言っても、うちのことですから、片道約2時間弱。東京都あきる野市に、目下問題となっている道路建設予定地を見に行ったってことです

 10年ほど前までは、けっこう、奥多摩の山や、五日市近くの里山へ来ていたけれど...最近はすっかりご無沙汰でした。現地案内の方と福生駅で「はじめまして」の挨拶。車で現地へ直行。

 
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 40年前の道路計画、都道秋3・3・9号線がこの巾着田の真ん中を通る。用地買収も終えて、予算もつき、その橋脚が遠からず建設されるという。のどかな田園風景、稲刈りを終えて、はざ掛けが懐かしい風景が広がっている。その田を縁取るように平井川が彎曲して流れている素晴らしい景観の地。ここはまた、近くの山に生息するオオタカが狩りをする重要な場所でもあります。台地にはさまれる巾着田、平井川の脇には険しい崖から湧水がゆたかに流れ出しているというなんとも自然度の高いところ。

 ここに、巨大な橋脚が聳えたら、景観は台なし。そもそも、必要性も失せた過去の道路計画がゾンビのごとくよみがえってきた・・・のは、単に公共事業が必要だからでしょう。この橋をかける部分が用地買収されたのみで、その前後は見通しがたたないようですが、それでも・・・やっちゃえ・・・って、乱暴以外なにものでもない・・。ということがよ〜〜く解りました。

 のどかな田園風景、ニホンの原風景を、地元の方々が愛し、農業が行なわれ、散策や自然観察、子どもたちの自然体験の場ともなっているだけに・・簡単に失いたくない環境です。
 日ノ出山を源流とする平井川も水の澄む良い川、魚影も濃く貴重な自然ですが、すでにいろいろと改修工事が行なわれていて、人知れず失われる自然の悲しさを感じた。もっと、注目されることで、無駄な公共事業がやりづらくなると良いなぁ・・・と思う現場視察でした。あきる野市高瀬耕地周辺、お近くの方はぜひ、足をのばしてご覧になって下さい。

 やはり、現場を見ることで、より身近に問題が感じられる・・・と、遠出は大変でしたが、満足の1日でした。


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 これは、道路建設現場から、さらに遡って、圏央道を越えた於奈淵という平井川の中の景勝地。昔ながらの平井川の姿をとどめる貴重なところでした。
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2008年10月27日

どうなっているの?お天気の観察会

 26日(日)はつれあいの行なう定例観察会です。1週間前くらいから天気が気になります。原則、雨天決行ですが、でも、外歩きですから、やはり天気に越したことはない・・・。最初、「曇り」だった天気が徐々に「晴れ」マークがあらわれると正直嬉しい・・・と、思ったら・・・なんと、当日朝、雨が降っている。聞いてないぞ・・・。昨日も朝の天気予報も、『曇り』とはなっていたけれど・・・、なんじゃ??この雨は・・・。

 まあ、天気にはどれほど苦情を申し立てても、なんともならないから・・仕方なく出かけた・・。案の定、参加者はいつもより少ない・・・。松戸駅に集合し、バスで国府台駅へ。バスって、やはり運賃高い・・・。ひとつ手前のバス停までは290円だったのに、ひと駅越えただけで50円アップ・・・の340円(トホホ)。
 ともかく、京成国府台駅に集合の方たちと合流して、まずは江戸川へ。幸いというか?なんとか、この時に雨も上がって、まあ曇天にはかわらないけれど・・・、それでも傘をささないだけ、まし!江戸川の対岸でかつて、植物学者・牧野富太郎がムジナモを発見した・・その場所と植物について、つれあいが説明。

 その後、真間山弘法寺の石段を登って、境内へ。ここにある枝垂れ桜は有名。かつて、この近くに住んでいた時に見に来たけれど、なかなか、咲き頃の判断が難しかったっけ。

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 ここから、木内ギャラリーへ。かつてうっそうと樹木の茂るお屋敷(木内邸)のあったところにマンション計画が持ち上がり、随分、激しい意見が戦わされた。自然を守りたいと願う建設反対運動があり・・行政、マンション建設業者、さらに市民のはなしあいによって...なんとか残された樹木たち・・・、もちろん、かつてのようには行かないけれど、それでも、なんとか、少しでも良い形で折り合いをつけようとした...その苦難の結果として、自然の中にマンションは目立たぬ形で存在している。そして、木内邸の一部を残したギャラリーでもいろいろな展示会やコンサートなどが行なわれている。

 ここから、江戸川へ出て、里見公園を抜ける。ここには、野良猫が随分前から何匹もいて・・・・、その中の1匹の面構えに感心・・・。この冬が暖冬だといいけれど・・。

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 旧坂川の江戸川への出口部分、保全されたところは、今、ワンド状になっている。そこから歴史的遺産の柳原樋門を見て、矢切の斜面林へ....。野菊の墓文学碑のあるところで、昼食。午後は、浅間神社の極相林、千葉大園芸学部、徳川成彬の別宅、戸定邸をまわり、最後は、坂川できれいな水の流れを見て、いつもより早いけれど、観察会を終えた。最後まで、ともかく雨が降らなかっただけで、良かった・・・としたい・・・と言う感じの観察会でした。
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2008年10月20日

秋を感じて・・・・

 久しぶりに18日土曜日は子どもたちとの観察会でした。幸い天気よ〜〜し!!東武野田線、南桜井駅に集合。8月のバスツアー以来ですが、元気な親子が捕虫網など手に手に期待いっぱいの様子。

 今回は、まず江戸川堤を目指して歩く。国道16号を越え、香取神社を過ぎると、ようやく江戸川堤防。広々とした空間は気分が良い。国道16号の地下に中川や大落古利根川の洪水を江戸川に流すための巨大な管が設置され、さらにその水の調整用の地下施設がある。その地下施設見学も目的のひとつ。

 ということで、まずは龍Q館で、その施設の機能や目的等の説明を映像や模型で分かりやすく話してもらう。一応、わかったところで、いざ、地下施設へ。107段の階段を降りて、たどり着いたところには、デカイ柱が林立する巨大な空間。ここに洪水が貯えられる様子はちょっと想像がつかないほどだ。


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 巨大施設に圧倒されて、再び107段の階段を登って地上へ。もどってホッとした気分。お昼は天気も良いので、江戸川堤防で・・・。

 午後は昆虫を追いかけて、自由に楽しむ感じ。トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、イナゴ、エンマコウロギから、アキアカネ、ナツアカネ...それに蝶もまじって・・・、虫好きは追い掛ける、追い掛ける。自由に走り回って安全な空間はホントに貴重。


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 昨年は、同じ場所で、タヌキ、キツネ、イタチの足跡を見ることが出来たが、今年は台風も来ないので草がしげって・・・足跡観察はできず、唯一、タヌキの足跡しか見られなかった。

 でも、思いっきり捕虫網を振り回したり、捕まえた昆虫を観察したり・・・、自由な時間は楽しかった。
 
 お目当てのものが見つかっても、見つからなくても、秋の空気を感じる1日だった。
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2008年09月30日

久々の観察会

 7月は室内で江戸川シンポジウム、8月は暑い時期なので夏休み・・と言うことで、6月以来久々の観察会を9月28日に行ないました。お天気は、曇り、9月末とは思えないほど、ひんやりとして、歩くには良いとしましょうか?雨さえ降らなければ・・・。

 ということで、行き先は、JR成田線小林駅から 印西、本埜の谷津田めぐりです。秋の植物が見られるということで、参加者は40名を越えました。まずは、駅から近い小さな公園をひとまわりして、マユタテアカネに出会い、さらに稲刈があらかた終わった広い田んぼに出た。残った稲刈りのトラクターの近くにはチュウサギが群がっていた。イナゴを狙っているらしい・・・。

 小さな集落の中の鎮守、階段を最後はフウフウ言って登った。138段で、帰りもこれを下るのか・・とちょっと、恐れたが、まあ足元をしっかり見つめてなんとか、無事往復。ちなみに、階段上には新築の立派な神社があった。さらに、近くの木の幹を小さなアオダイショウが登っていくのを発見。神社の守神の末裔か??これからも無事でいろよ・・・。


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 写真では急な階段の驚くような傾斜がなぜか現れていないのに、ガッカリ。

 さらに、龍泉寺というお寺に立ち寄る。ここは、山門がユニークな形をしていて、つい、写真に撮りたくなる感じ。


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 物木の谷津と言われるところでは、田んぼ周辺の斜面林に、たくさんのマイコアカネ、マユタテアカネが見られた。ノシメトンボは観察する我々の帽子やリュックに止まったりしていた。
 樹木もすでに実を付け出したガマズミ、ゴンズイ、クサギ、サルトリイバラなどなど・・・、皆で、教えあって・・時間がいくらあっても足りない・・・。クリも実をたくさんつけているが、なかなか採るのは難しい。ツリフネソウの群落には驚く。のんびり歩いていたので、お昼をやや過ぎて、印西の公園に到着。

 昼食後、まずは、亀成川の最上流部を見る。ここにはかろうじて、生き物の生息する川が残っているけれど、下流部から河川改修工事が迫っている。トウキョウダルマガエル、ホトケドジョウ、チチブ、トンボのヤゴも今後、その生息域を失うのだろうか?そして、手網で張り切って魚やカエルを追い掛けていた子どもたちは・・・どうすればいいのかなぁ??


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 さらに、すっかり、開発モードとなったかつての草原にわずかに残る、ワレモコウ、オミナエシ,ヒヨドリバナ、コシオガマなどを観察。かつては本当に一面の草原だったところに、やがては、無数の家が建つのだろうか?需要があるのか?とも思うけれど、一旦決った開発は止まらず、そこにいた動植物は追われたり、滅んだり・・・してしまうんだろうな???と、ちょっぴり、物思いの観察会となりました。


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2008年08月11日

川の生きものさがしと猫の家出?

 8月10日(日)は葛飾区郷土と天文の博物館主催、『江戸川野遊び道場』年間プログラムのハイライトとも言うべき、バスツアーの日でした。連日の猛暑がチョットひと休み・・・案外に涼しい朝です。

 午前8時に博物館前に集合。虫取り網やら、魚取りの網やらそれぞれに手にして、集まった親子は期待にわくわく。

 今回は、全員博物館に集合で、バスは四ツ木インターから首都高、東北道を経て、目的地の鹿沼市、出会いの森へいざ出発。荒川脇の高い高速道からは荒川や林立するビル群が見えて・・・すごい・・・眺めだと、興奮するのは、なぜか、つれあいと、わたしだけ??

 ともかく、帰省ラッシュもさしたる影響はなく、順調に走って、10時半には、目的地に到着。さっそく、めざす大芦川へ・・・。例年、汗だくなのに・・今年は、結構涼しいのは良いのかどうか。

 このあたりの生きものは、日頃目にするものとは違っている。それだけ上流部に来たってことで、あたり、そこここに止まる『ミヤマアカネ』は千葉県にはいないトンボ。もちろん、ハグロトンボや、シオカラやらもいるけれど・・・、大芦川の水の色の美しさは、さすが、上流の川だ。透明の水の流れは、それだけで感動もの。そこに何やら、魚のすがたもあって・・・一行はさらに期待を高める。


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 まず、つれあいが、先生役で川での魚のいそうな場所や、捕まえ方などを指導。それから、各自親子で、いざ、川へ・・。ちょっと見だけでは何の姿の見えないようでも、石の下に網をあてがって・・ガサガサやると・・・運がよければ、なにか手網に飛び込んで来る・・・それが面白くて、いつの間にか、すっかり夢中の親子も。
 
 午前中は、大芦川の緩やかな流れの場所で、生き物探し。午後は、場所を替えて、大芦川に流れ込む荒井川で、ちょっと水の流れの激しいところを気をつけながら、生き物を探したら、いるは・・・いるは・・・。


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 カジカがたくさんとれたし、珍しいアカザもあちこちで網に入ったり、サワガニもどっさり・・・。もう、すっかり、親子共に病みつき・・・。でも帰途の時間もあるので、2時過ぎに名残惜しいけれど川を後にし、帰り支度。みなの収穫をあれこれと、確認し、カジカ、シマドジョウ、アカザ、ギバチから、カワムツB、オイカワ、ウグイなど、さらに、ヘビトンボのヤゴや、コオニヤンマのヤゴ、オナガサナエのヤゴをゲットした子もいた。
 もちろん、成虫のコオニヤンマ、ミヤマアカネ、ハグロトンボ、シオカラトンボ、ミヤマカワトンボなども見られたし、ツクツクホウシの声も聞けた。

 というわけで、上流の川の自然を満喫し、帰途も渋滞もなく、無事午後5時30分に博物館へ帰りついた。みな、満足そうな、夏のバスツアーを無事に事故もなく終えて、ホッとして帰宅したところ・・・・
黒猫ゴンが、3時過ぎに外出したまま、帰宅していないという。

 2階のベランダから見ると、南側の畑の遠い隅にゴンの姿。あたりを憚りつつ、名前を読んでも、ちら・・・とこちらも見るだけで、帰る様子がない。しばらくして、少し、場所を移動して、家に近いところだが..しかし、また、そこに居座るうちにいつしか夕闇が・・・。なぜ??拗ねているのか??ともかく、よくわからないながら・・・帰って来ないので、何度か、見に行ったが、結局、午後10時頃にその畑の隅までは、猫ではない人間にはかなり遠回りして、行ってみたが、ゴンは近くまで来るのに、捕まえようとすると・・・だ〜〜〜っと逃げて、まるで・・・お話にならず。仕方なく、すごすごと戻って、一夜明け、今朝、5時半にドアをあけたら、玄関スロープにすわって、『にゃ!』と小さく鳴いた。

 どうして、家出したのか?一晩、何をしていたのか??さっぱり分からないが、相当、疲れたようで、11日はまる1日、もうひたすら寝ていた。なにもそんなに疲れるようなことをしなくても・・・と思うけれど・・・猫の気持はホントわからないなぁ??...
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2008年08月04日

夜の生きものたちを観察

 昨日は、毎夏恒例、子どもたちとの『真っ暗闇体験』。都会っ子には、いま夜も明るい・・・・かもしれないけれど、実際夜は暗い、真っ暗になることを体験してもらおう・・・、さらに、そんな夜に生きものたちはどう過ごしているのか・・・ちょっと、観察させてもらおう・・・という人気企画です。主催は、葛飾区郷土と天文の博物館。
 
 北総電鉄、印西牧ノ原駅に6時半集合、駅舎にはツバメのあかちゃんがたくさんいて、まだ幼い姿が・・なんとも可愛い・・・・。
 そこへ、虫取り網やら懐中電灯持参で、集まってきた親子は、期待にあふれている・・・。さて、その期待に応えられるでしょうか?
 
 駅前の賑やかな明るい世界から、ドンドン歩いて、台地下の谷津田へおりる。周囲雑木林に囲まれた田んぼ周辺には、ハグロトンボが葉っぱに止まって休んでいたり、田んぼには、トウキョウダルマガエルの赤ちゃん、ドジョウやヒルも見つかった。 

 周囲の雑木林を懐中電灯で照らすと、木に止まって休んでいるノシメトンボ、シオカラトンボや、ナナフシ、カゲロウ・・・、次々にいろいろな昆虫など見つかる。彼らには、休息を乱されて、大迷惑でしょうが、ごめんね・・・でも、トンボって夜寝るんだ・・・って分かることも・・・興奮する新発見だったりするから・・・やはり、この夜の観察会は止められません。

 もちろん、お目当てのカブトムシ、クワガタを必死で探すが、なかなか、見つからない・・・。それでも、運よくゲットの親子も。懐中電灯に急に照らされて、びっくり、幹の後ろに隠れてしまったり、時に飛んだり、下へ落ちたり・・彼らも必死の逃亡を計り・・・、先生役のつれあいは、子どもたちの期待に応えようと悪戦苦闘。木登りに失敗してちょっと心配の状況もあったりしました。

 それにしても、静かに寝ていたキアゲハさん・・お騒がせしました。

 
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 時間のたつのも忘れて、夢中で生きものたちを探して、ホント面白かった!!

 
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 この時期、ヘイケボタルもわずかながらに見ることができました。はかない光りが田んぼや周辺の樹木の間に見られて、幻想的・・・・、大事にしたい・・・谷津田の生き物のひとつです。

 みなで、あちこち、樹林を懐中電灯で照らして夢中で生きものを探すって・・・単純だけど、とっても面白い・・・。夜に活発に活動する生きものもいるけれど、ひっそり休む生きものの姿も分って、よい勉強になりました。

 というわけで、野遊び道場、真っ暗闇体験は無事終了。さて、今朝、つれあいは今度は、松戸市坂川で子どもたちを川の生きもの探し・・・。
 
 さすがに、室温35度超えという昨年に匹敵する猛暑に、かなりヨレヨレとなって・・・帰還したけれど・・・、まだまだ夏休みの子どもたちのお相手が続くので、初期高齢者新入りには体力的に大丈夫かなぁ??とちょっと心配です。


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 こちらも、37度近い寒暖計に・・・仕事のスピードも衰えて...ダウン寸前ながら、何とか、ヨロヨロと形ばかりの仕事を終えました。このまま、酷暑が続くと、とてもじゃないけれど、 クーラーなしで仕事は無理そう・・・でも、やっぱり、クーラーはない・・・(苦笑)。
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2008年07月21日

あれは・・ヒグラシ??

 昨日の早朝、ようやく夜は明けたものの、まだまだ、『起きるには早い・・・早過ぎるでしょう』という、4時半頃だったか?『カナカナ・・・』と涼し気な声がした。『あ!あれはヒグラシ?』
 なんか、贔屓しちゃいけないんだろうけれど??蝉の中でもとりわけ、その声を聞けるとうれしい・・・。涼やかな声が、大好きなのですが、最近、なかなか、聞けない・・・。

 すぐ近くの雑木林、ほんの小さな面積ですが、かつてはけっこういろんな生きものが見られた・・・。もちろん、夏は朝晩にヒグラシの声が涼味を送ってくれたし、冬には、シロハラやら、たまたま一冬とは言え、トラツグミもいたけれど・・・、最近は樹木を剪定したり、園芸種が植えられたり・・人為的な環境悪化で、生きものたちに見放されていている。かなしい・・・。

 ヒグラシがひと夏・・・涼しい声を聞かせてくれる林であってほしいけれど??・・・気に入らないですか??

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2008年07月19日

干潟で海風に吹かれて

 ようやく全国的に梅雨明け発表のようですが、もう1週間くらい前から梅雨開けたんじゃない?と思っていました。晴れ晴れ

 ともかく、夏休みスタートと同時に、まさに定冠詞つきの『夏』到来です。というわけで、本日、江戸川野遊び道場は、江戸川放水路で干潟の生き物観察。午前9時に東西線、妙典駅集合で、江戸川放水路へいざ、出発。

 江戸川放水路は、洪水を一気に海に流すためにつくられた人工の水路。普段は行徳可動堰で閉切られ、見た目は川のようですが、水は東京湾の海水が流れ込んで、海。だから、ここでは海の生き物が観察できる。ちょうど、大潮とあって、どんどん、潮が引いて、泥干潟が現れている。


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 そこは、たくさんのカニやら、貝、海産稚魚もいる、生き物の宝庫。太陽のもと、とはいえ、海風が吹いて、暑さはさほど感じない。参加の親子は、夢中で泥を掘り返して、オキシジミ、アサリ、たまにソトオリガイ、ホンビノスガイ、ヤマトオサガニやらマメコブシガニ、ケフサイソガニ、それに、ハサミシャコエビやらテッポウエビやら・・・、いろいろな生き物を見つけてきて、『これ、なぁに??』と興味津々。ぜんぜん飽きずに、泥んこになってよく遊ぶ。で、いろいろな貝をお土産に出来て、『今日は観察しないで、食糧調達に来たみたいだった』との感想をもらすお父さんも。
 
 牡蠣礁に隠れるカニって・・・見えるかな。

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 ハサミシャコエビ見つけたよ!!

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 お昼には、再び、少し潮が戻り始めた干潟をあとに、帰途についた。
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