2018年03月26日

歴史も時代によって見方が変わる

 録画してあった「パタゴニア」を訪ねる池澤夏樹さんのドキュメンタリーを再生してみました。南米の果て、マゼラン海峡、これによって西と東がつながっていることが発見されたという。当時、世界は未知のことばかり、そこを航海するのはまさに大冒険。5隻でスペインから出発したけれど、多難な旅でマゼラン自身、フィリピンで没し、スペインまで帰り着いたのはわずか1隻、しかし、その1隻が帰り着いたからこそ、マゼラン海峡をつたえられた。しかし、これまで歴史は勝者、征服者の歴史だったが、今、それでは終わらない。そもそも、征服者が来る前からその地に住んでいた先住民について、野蛮、愚かではない、もっとリスペクトすべきとの視点が今、強調されるようになってきた。もはやジョン・ウエインが活躍した西部劇は成立しないということ。インディアンではない、ネイティブ・アメリカンを単なる悪役にして退治することが正義ではなくなってしまった。歴史というものの見方について、何が正しいかをとらえることの難しさを感じ、これからも変わっていくことはいろいろとありそうだと思う。いま、明治維新150年というが、これもまた、見方によっては異なった歴史があるのだろう。
 パタゴニアのある意味、荒涼とした広大な地や氷河にも感動したが、なによりも、先住民が洞窟に残したアート、無数のハンドプリント、それぞれの手形に残した思いに圧倒されました。
posted by norarikurari at 23:05| Comment(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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