2016年02月26日

久々の観劇

 昨日は本当に久々の観劇・・それも野田秀樹さんの新作『逆鱗』を見ました。
野田さんの芝居は、いろいろな事柄が組み合わせって、なんだか?複雑怪奇って感じも正直あったりする。
 さて、今回の『逆鱗』は、まっさらの状態で見始めたら、最初、さっぱり訳がわからない。人魚?水族館で展示?それに電報配達員やら、鵜飼いの網元やら・・・交錯する人物がまるで繋がらないように思えて...不思議なことばかり。
 しかし、野田さんの得意の言葉遊びは盛んに飛び交って、さらに、アンサンブルの動きが興味深く、彼らが操るものやら美術が、陸、海の中、水底を巧みに表現して、まったく目を離せませんでした、
 そして、徐々に解き明かされるのは・・・そうか、それだったのか?と、最初のピースが次々に当てはまって行く、ジグソーパズルのあの快感。いえ、とうてい快感ではなく、恐怖であり、むしろ見たくないと遮断してきた悔いだったり・・・、しかし、直視しなくていはいけないものだったと。今の私たちにとっての複雑な思いへと一気に投げ込まれました。
 人魚伝説がこんなところまで、観客を運んできたのか?と驚き、その使者が松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲ、池田成志、銀粉蝶、満島真之、野田秀樹・・・なかなかのキャスティングとあらためて見終わって感じた。もう一度、見たら、もっと理解できるかも?と思うのですが、それは無理。やはり1回の観劇で掴めたものが、どんなに未熟でもすべて・・・となりました。
posted by norarikurari at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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