2014年09月08日

夏の終わり?

2014年の夏はホントにひたすら多忙のうちに終わりました....って感じです。江戸川流域シンポジウムを20年開催して来たので,区切りとして記念誌を出すということは,もう昨年から決まっていたんですが,いざ着手したのが,今年6月、それから2ヶ月、もう必死に走りに走ったって気分。なにしろ,20年ですがら、講演やパネルディスカッションも膨大な量。添付する写真も細かくチェックしなくちゃいけないし,頭の中はぐちゃぐちゃ・・・って状態。160頁以上になるということは,全部目を通すだけでも大変な作業で,入稿直前は,絶対にしないはずの残業となり,深夜まで文字を追う事態にへとへとでした。というわけで、なんとか,無事上がって来て・・・・ヤレヤレ。もうあとはどうであっても,知りませんと言いたい。

 さて、そんな忙しさも一段落?とまでは行かないけれど、一応、7日の日曜日にはシアター・コクーンへと出かけました。「火のようにさびしい姉がいて」清水邦夫さんの脚本、演出は蜷川幸雄さんです。出演は大竹しのぶさん、宮沢りえさん、段田安則さんら、豪華出演陣。実は、チケットを先行抽選だかで取ったことを忘れていて、見たいけれど?どうしようかなぁ?なんてちょっと悩んでいたって・・・,相当ボケてます。先日『兄おとうと』観劇でチケットをチェックしたらもう一枚あって、それがこの芝居だった。

shibai201409.jpg

 1978年、清水邦夫さん率いる「木冬社」で初演され,その後、1度再演されたと言う。なぜ今、3度目の再演なのか?時代が大きく曲がりかけているところで、考えてみようということなのでしょうか?

 シェークスピアの「オセロー」を演じる俳優(段田安則)、その妻は元女優(宮沢りえ)で稽古で相手役をつとめ、何度も,オセローに殺されるシーンも演じている。そんな二人は、どうやら,共に精神に変調を来しているようで、転地療養を勧められ、そこで,俳優のふるさと、雪国へ20年ぶりに妻と帰って行く。しかし、バス停を聞こうと立ち寄った理髪店で・・・・思いがけない出来事に巻き込まれてゆく二人。
 ふるさとは遠くにありて、思うもの・・・・ということなのか?なにしろ,20年ぶりとあって、ほとんど肉親でさえ気分は他人のようでもあるが、過去を知るものもいるから、どんどん歯車は狂い出して・・・。何が真実なのか?何が嘘なのか?記憶のあやふやさも相まって・・・、なんとも不安が広がる一方。
 楽屋の鏡、理髪店の鏡・・・鏡に映る自分は虚像か?ということを象徴するような演出が面白いでした。

 この芝居の意味するところは、まだ充分咀嚼仕切れていない,かなり難しい芝居。でも、段田さんと宮沢さんは、この怪しい事態に巻き込まれ、「オセロー」の筋書きもなぞるような展開に七転八倒する夫婦を大熱演でした。その一方、俳優の姉で理髪店の主人、大竹しのぶさんの不気味さも際立っていました。よくわからないお芝居、その謎にハマりそうです。
posted by norarikurari at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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