2014年04月07日

花見を兼ねた野遊び道場

 4月6日、葛飾区郷土と天文の博物館主催・江戸川野遊び道場の新年度初の観察会が利根運河でありました。天気予報によると、朝まで雨が残り、さらに午後には突風、竜巻、雹も降るかもという春の嵐になるとか、開催できるのか、参加者は来てくれるかなと心配でしたが、集合の午前9時、快晴となった運河駅には大勢の親子が集まってくれました。運河駅はすっかり新しい駅舎となって、「どこ?」って感じ。さらに「東武野田線」が「東武アーバンパークライン」と名称変更とか・・・。なんだか、ビックリの連続です。
 ともかく、利根運河の水辺公園へ移動して、参加者の半数近くが初参加、初利根運河という方も多いようなので、まずは利根運河の歴史などの説明を講師役の田中から。物資輸送をより便利にするために、利根川と江戸川を結ぶ運河が人力だけで2年間で掘抜かれ、通水は明治23年。しかし、徐々に鉄道による輸送に押されて、昭和16年に閉鎖となり、以後、自然豊かな環境が残されたこと。今後も、この環境を残すよう運河協議会などで検討されていることなども簡単に話し、いざ出発。 
 運河の土手にはたくさんの春の花が咲いている。在来の植物も多く、カントウタンポポがこれほど咲き誇るところは珍しい。ツクシ、ナノハナ、ナズナ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ノジシャにスズメノエンドウなど、春爛漫。
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 運河脇のにおどり公園は桜が満開。ハラハラと花びらが散り始めてはいるけれど、充分見頃です。公園の外れに基地をつくり、ここでお昼のための豚汁を作ります。前日から野菜や豚肉など用意し、材料をそれぞれ切って小分けにして持参。二つの鍋にいっぱいの豚汁を作りました。この春から幼稚園の年中さんになると言う女の子が張り切って手伝ってくれました。田中の引率で参加者はこの間に新川耕地で生きもの観察。水路にはメダカがいっぱいいるし、フナもいるし・・・、さらに利根運河に降りると大きなナマズの頭や、ウナギの干物状態のものなども見つかったと言う。土手にはスミレがいっぱい咲いていたとも、戻ってから子どもたちの報告がありました。
 お昼は、桜の下で、お花見気分。nosasobihanami.jpg

 前日から運河に仕掛けてあった網には、カメやカニが入っていたので、引き上げて皆に披露。クサガメ11匹にアカミミガメ3匹、モクズガニ1匹。いずれもまだ若い個体です。子どもたちは最初おっかなびっくりでしたが、徐々になれて、掴めるようにもなりました。手に取って甲羅の模様の違いや、手の先の爪の長さ、尻尾の太さなど細かく観察。
 最後のまとめと生きものについての説明を田中が話し、徐々に空に黒い雲が見え始めたので、予定より早めに解散となりました。なにはともあれ初回、野遊び道場を楽しく無事に終えられて、ホッとしました。結局、心配した天気もさほど大きく崩れることもなくて、これまた何よりでしたが、ニュースを見ると各地で被害も出ていたようですから、回避できたのは本当にラッキーだったようです。
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posted by norarikurari at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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