2012年02月12日

お久しぶり!渋谷

 渋谷まで出かけたのは何ヶ月ぶり?昨年5月からほぼ10ヶ月近くは経ているでしょうか?まあ、渋谷はかわらず人がざわざわと多い街で、無事に存在していました。パルコ劇場で三谷幸喜さんの『90Minutes』という芝居が追加公演されるということで、運良くチケットが取れたので出かけたのでした。
 芝居が始まる前に、西武の地下で知り合いへちょっとしたプレゼントを購入しようと立ち寄ってみたら、バレンタインデー直前のわりには混んでなかった。なんか、TVの情報番組だかでは・・・行列みたいな報道があったので、混み合っていて時間を取られたら困るなぁ??と思ったけれど、心配は無用でした。あれこれショーウインドウを覗き込んで、結局、まあ、お値段相談で購入して、パルコ劇場へ。

 『90 Minutes』という芝居のテーマは『倫理』だという。はて?どんな内容かと・・・まるで白紙状態で見た。実際にあった事件を元にしつつ、しかし、当事者をどうこう追求するものではないというテロップが冒頭にあった。

 ある日、交通事故で緊急手術が必要な少年が運び込まれ、その命をめぐって、整形外科の副部長は手術を拒否する父親への説得が求められる。タイムリミットは90分。刻々と生存確率が減って行くさまを表現するような一筋の水滴がしたたり続けるシンプルな舞台。少年の父親は特殊な宗教?閉鎖的な地域?の中で、緊急手術のための輸血に抵抗して、手術の同意書にサインをしない。医師としては、手術で助かる命をなんとしても助けたいから、ありとあらゆる方法で説得に努めるが、どうにも話が空回りして・・・時間はどんどん減って行く・・・。
 

 結局問われたのは医師の倫理?少年の命を助けるために、自らのエゴ?をどこまで捨てられるか?理不尽な論理を突きつける父親にどこまで自己犠牲できるか?ってことになるのかなぁ?父親の妙な理屈にもならない理屈に振り回される医師が気の毒になりそう?
 
 三谷さんの舞台『笑の大学』以来の西村雅彦さんと近藤芳正さんの二人芝居。伝説?的舞台の再来?膨大な台詞に圧倒され、二人のキャラクターがあまりにぴったりで、さすが三谷さん・・・なんて思ったり。でも、私は・・・この芝居のその後をあれこれ想像して・・・、実は、今回の医師の決断の先にも倫理について問われる問題は波紋を広げて続いていく・・・・ってことではないだろうか?・・・と思ったりしました。それだけ、深いテーマともいえるでしょう。

 さすがに面白い、刺激的な芝居を堪能して、今年初の芝居を大いに楽しめて良かったです。それにしても劇場入り口で山のような芝居のチラシをもらったけれど・・・、どんなに見たくてもそんなに、おつき合い出来ないのが残念だなぁ。
posted by norarikurari at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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