2013年10月28日

快晴ながら、風強し・・・

 昨日、10月27日の江戸川の自然環境を考える会定例観察会は、実施が無理ではないか?と正直諦め気分でした。なにしろ、台風27号がのろのろと日本に接近ということで、コースや到達時間などによっては・・・実施は不可能かも?と思っていたら、あらまあ、思ったよりも本土から遠いところを過ぎてくれて、影響は土曜日のうちに消えて、日曜は台風一過の秋晴れとなりました。これも、神の采配と言うことでしょうか?ともかく、ピカピカの天気に、嬉しくなります。今回はつくばエクスプレスの守谷駅から小貝川、間宮林蔵記念館、岡堰などを巡るコースで、実は昨年9月に実施したものの、激しい雨に参加者も少なかったので、今度こそと、リベンジとなりました。

 守谷駅9時50分集合で、いざスタート。参加者は20名。観察会としては手頃な人数と言えます。昨年と同じコースとはいえ、天気が違うとこんなにも違うか?という感じで・・・まずは八坂神社の大イチョウは、銀杏をたくさん落としている・・・・季節感たっぷりです。
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 つづいて、目と鼻の先のトチの大木にも感心しきり。

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 さらに、平将門にちなむ城址公園をめざし、しかし、さすがに台風の余波でしょうか?遊水地的機能の低地には水たまりもあちこち。かつての城址の堀ということになるのか?土手をたどって、さらに、先を進む。季節は秋、ということで、いろいろと木の実があって、ムクの実、サネカズラの実、エビヅル、ノブトウ、カラスウリ、ガマズミ、ゴンズイなど色とりどりの木の実を鑑賞。時にお味見も。
 
 さらに、道路を歩くおなかにいっぱい卵がつまったカマキリやら、カナヘビの赤ちゃんやら・・・出会うもの、いろいろ。どちらも、道路は危ないぞ、と危険の少ない場所へと移動させておきました。
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 前回に比べて、観察するものが多くて、時間がどんどん過ぎていく。ともかく、ようやく小貝川にかかる稲豊橋を渡り、筑波山を見ながら、さらに間宮林蔵の墓、そして記念館へ。ちょっとした変化は、記念館が有料になっていたこと。以前は無料だったのに、今年の4月から、市内住民は50円、市外来訪者は100円、私たちは団体ということで50円で入館。間宮林蔵の生涯を描いたビデオを鑑賞。さらに展示の品々もみて、まあ、江戸時代に樺太探検など・・・想像を絶する冒険家の苦労のほんのひとかけらに触れました。

 お昼は、移築された林蔵さんの生家の縁側を借りて。そのあと、岡堰を目指し、かなり激しい風の中を小貝川堤防を歩く。どんどん風が強くなって、岡堰を渡ってからが大変。水量が増えた小貝川、岡堰はゲートを全開にしていました。

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 強風に、ただひたすら歩くのみ。堤防から降りて、やっと高井城址公園のあたりは風裏となり、なんと赤トンボがたくさん群れている。ひだまりにトンボものんびりとエサ取りらしい。参加者の帽子にも止まる大サービス。城址に入る直前に、道を素早く横切る動物を確認。それはイタチ!!・・・猛スピードで駈けていったその一瞬を見られて、ラッキー!!

 最後は高源寺の地蔵ケヤキの健在ぶりを確認。何度見ても、ほんとにその巨木ぶりには圧倒されます。

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 10月の観察会、ダメかも?と思っていただけに、実施できて、さまざまな自然の面白さを見聞きできて、楽しかった。参加者の皆さんにも楽しんでいただけたことと思っています。

posted by norarikurari at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月14日

3連休の中日に

 10月13日は「1013 原発ゼロ 統一行動」の日ということで、午後、会場の日比谷公園へ。しかし、到着がすでに1時20分くらいと遅れてしまい、集会会場の日比谷公会堂には入れません。けっこう、日差しも強く暑くなって来たけれど、公会堂裏でスピーカーからの講演者の声を聞く。最初の方は聞き逃したので、途中からですが・・・

 広島で被爆し、医師として被爆者を長年診察されて来た肥田舜太郎さんは、アメリカの原爆投下後の放射能に関する秘密主義、すべてなかったとするための厳しい罰則付きの規制によって、放射能被害に対する治療の確立は阻まれたと・・・、その結果、福島での被爆にもなんら対応が出来ない。これは、今を生きる私たちの責任。なんとしても、原発の火を止めることが、私たちの責任だと、そのためには行動をすることが大事だと訴えられた。なんと95歳にもなられるらしいということで・・・さらに、その言葉の重みは大きいものでした。

 大江健三郎さんは、いつも誠実に話される。その中にも、ユーモアもあって、でも、私たちが今考えるべきことは何か?強く心を打ちます。私たちには「次世代の子どもたちがそこで生きていける場所を伝えていくこと」が最も本質的な問題。それを、福島第一原発事故がうばったのだと。「広島を経験し、にもかかわらず、50数基の原発を作り、そして大きな事故を起こした」そのことについて考えると、いま、原発再稼働への動きを押し戻していかなければならないと。

 最後は、鎌田慧さんの閉会の挨拶。「原発は民主主義の対極にある手法でやって来た。嘘と金と脅しで各地に押し付けて来た」その体質は今も変わらない。我々は「コントロールされている」「ブロックされている」「影響は少ない」と言った数々の政府の見え透いた嘘を許して来ている。「本当なら、嘘をついた瞬間に、政府は転覆していなければいけない」と。ここで、「決意を持って、原発をなくして、新たな時代にしていく覚悟を」とアピール。

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 終了は2時過ぎ、しかし、その後のデモ行進が延々と待たされました。ぜんぜん動きません。もう、待ちくたびれて、帰ろうか・・・と思わせるための工作か?と思うほど。結局、日比谷公園を出たのは、4時近く、さらに、細々としたデモ行進はしばしば、止められて・・・なかなか進まない。これも、デモを細切れにして、盛り上がりがないと思わせたい権力の陰謀か?東京都の公安条例によって、デモ隊を一車線しか許可せず、さらに200〜300人程度のグループに分断することで、訴える力を削いでいるとか。まったく、権力のやりそうなことですが、それでも、延々と続くデモ行進は、新橋駅を通り、さらに、5時から国会前での抗議集会への参加者とも交差し、権力の思い通りにはいかないぞ。すでに5時になっていたし、いささか疲れたこともあって、途中リタイアしたけれど、ともかく、無駄でも何でも、行動に参加する、そのことがプレッシャーを与え、私たちの思いを視覚化し、権力の暴走を阻止する力となると信じたい・・・と思ったのでした。

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posted by norarikurari at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月07日

エネルギッシュなパフォーマンス!

 昨日6日は青山円形劇場で劇団鹿殺しの「無休電車」を観劇。
 インパクトの強い劇団名は一度目にしたら、忘れるものではない。と言う訳で、ときどき目にするたびに「気になる劇団」ではありました。いったい、どんな芝居をするのかさっぱり分からないまま、たまたま青山円形劇場での公演、それも座長が文化庁派遣のカナダ留学のため、充電前公演と銘打たれていたので、チケットを取ってみました。

 青山円形劇場はこじんまりとして、役者がまさに目の前で演じる様を360度囲んで見るという特異性もあって、好きな劇場ですが、青山子どもの城、青山劇場ともども、いずれ閉館との噂?反対運動も行われているので、まだ確定ではないのか?そもそも閉館の理由が良くわからず、なぜ続けられないのか、国の考えはなんとも不思議であります。

 表参道や渋谷に行くには、ふつう京成・押上駅で半蔵門線に乗り換えるコースですが、ネットで調べたら運賃が一番安いのは、なんと西船橋から東西線、日本橋乗り換えの銀座線と言うことで、初の挑戦。いつものルートが単なる移動であるのに対して、初めてのコースはちょっとした旅気分。西船駅の乗り換えはちょっと戸惑いつつ、しかし、西船から東西線快速であっという間に日本橋到着。銀座線に乗り換えて、表参道はまあ、その昔なじみの場所(80年代はじめ南青山の職場に数年かよっていた・・・)。

 それはさておき、肝心の舞台です。予備知識がまるで無いまま、開演を待つのはワクワクしてホントに楽しい!!

 いざ、始ると予想外?の連続。これはなんと言うジャンルになるのか?と、そういう分析は野暮なんでしょうね。一応、ストーリーは売れない劇団の結成から・・・今に至る歴史をたどって、要所要所にその劇団公演というか、路上パフォーマンスというか、はたまた歌謡ショウというか、歌舞伎テイストの出で立ちでロックな唄と踊りが挟まって、エネルギッシュなエンターテイメントと言うことになりそうです。
 青山円形劇場というと、鈴木勝秀さん演出の『LYNX』や『HYMNS』、あるいはグレアム・グリーン原作の『叔母との旅』など、洗練されたスタイリッシュな作品が演じられる舞台・・・と思っていたら、なんとも、泥臭くパワフル、汗だくの・・・歌謡ショウに、正直ビックリしつつも、これはこれで楽しめました。

 座長の菜月チョビさん、小柄な若い女性が、大きな男たちを従えている様はなかなかいい感じ、やりきったって風のカーテンコールに思わず拍手でした。

 青山円形劇場といえば、なにしろ円形とあって、観客席がぐるっと見渡せるので、開演前、少しずつ席が埋まっていくその光景もすでにひとつのパフォーマンスのようで楽しい。何の芝居だったか、中村勘三郎さんが真向かいにどんと座っておられて・・・、こんな劇場まで足を運ばれるのかとちょっとビックリした記憶があります。もし健在でいらしたら、この舞台もひょっとしてご覧になったかなぁ?と思い(ご子息の勘九郎さんがこの劇団に関心がおありのようだったし)、観客席に勘三郎さんをちょっとはめ込んでみたりしました。

 それはさておき、帰りは慣れた半蔵門線で押上乗り換えにして、すんなり帰宅となりました。
posted by norarikurari at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする