2013年09月23日

久々の観察会

 昨日は6月以来の久々の観察会。天気は良く、しかし、9月とはいえまだ日中は暑い。そんな中、松戸駅8時50分集合、我孫子駅乗り換えで成田線小林駅へ。途中、湖北駅で上り線とすれ違うというが、上り線は下総松崎駅の踏切でのトラブル?で遅延とあって、少々時間をロスしたが、単線とあっては、ともかくすれ違うまで待つしかありません。と言う訳で、小林駅到着は9時50分。
 参加者23名となって、いざ出発。今回は、印西〜旧本埜村の谷津田めぐりです。まずは物木谷津へ向かい、林縁で早速のノシメトンボやシオカラトンボのお出迎え。シロバナサクラタデの愛らしさを愛で、樹木や草花を次々に観察して歩く。
 龍湖寺は山門がユニークなつくり。お彼岸とあって、お墓参りの方々も、さらに境内の大イチョウにはすでに銀杏がびっしり。

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 たどる斜面にはヒヨドリバナ、ホトトギスも、もちろんヒガンバナも咲き、秋の風情。
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 稲刈りを終えた田んぼが広がり、中には刈り残った株から青々と二番穂もでている。田んぼを囲む林縁とあわせて、定冠詞付きの「里山」の風景。その中で、オニヤンマが枝にぶら下がり、マイコアカネ、マユタテアカネもじっくり観察できた。さらに森の絞り水を集める素堀の水路にはトウキョウダルマガエル、草地にはニホンアカガエルも見え隠れ。ツリフネソウが咲き出したと言う事で迂回して見に行く。カナムグラに押され気味だが、ぽつぽつ咲き出した。

木下貝層のほんの一部、10万年前古東京湾の一部だった証拠の貝殻が露出する様子も見た。

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 谷津田のシンボルツリー・エノキは2011年の台風15号で、太い枝を1本失ってしまったが、それでもなんとか田んぼを守るように立つ。その前で記念写真を撮影。

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 旧本埜スポーツプラザで昼食後、午後の部は1時からスタート。途中、参加者の中で一名、足を痛めたということだが、さて最寄り駅までが遠い。県道に出ると車はスピードで何台も通るが、当然ながら、手を挙げてもなかなか止まってはくれない。と、思ったら、なんと1台、若いご夫婦の車が止まってくれた!
 印旛日本医大駅まで乗せてくれるという。なんと言うご親切な・・・と、有り難く一名を託した。ここをご覧になる可能性は限りなく0に近いだろうけれど、そのご親切に心より御礼申し上げます。

 22名となって、さらにノダケやクサギなど、たくさんの植物を観察し、最後はソバ畑を通って、印西牧の原駅近くで解散。ほぼ10キロ程度の距離を歩いたが、暑かった事もあり・・・、けっこう疲れました。それでもなんとか、無事終了でホッとした次第です。


 実は昨夜、2回ブログに書き込みを挑戦したけれど、うっかりミスで2度ともあっという間に記事が消えて・・・、さすがに3度目の挑戦は無理と諦めました。というわけで、とりあえず、消えないうちにアップしたいと思います。
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posted by norarikurari at 12:08| Comment(1) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月21日

明日は観察会

 いつしか9月も半ばを過ぎ、しかし、ドタバタの日々ばかりです。まあ、私だけではなく、国レベルからしてドタバタの連続で、いろいろ不安になる状況ですが・・・。福島原発、地震、東京五輪、大丈夫か?トリオって感じです。

 それはさておき、明日は久々に江戸川の自然環境を考える会の観察会です。7月はシンポジウム、8月は夏休み・・・と言う事で、久々感が漂っていますが、行き先は北総・印西〜旧本埜村の谷津田めぐりです。会の観察会では定番コースのひとつですが、いつも何かしら?発見のあるところ。明日はどんな発見があるか?ちょっと楽しみです。
 それにしても、9月も下旬というのに、日中はかなり気温が高いようですから、熱中症に気をつけて、参加の方は、水分などしっかりご持参くださいね。

 彼岸という事で、律儀に咲くヒガンバナ。あたりまえにある事の大事さを毎年教えてくれる花です。

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posted by norarikurari at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月16日

困難な時代

 台風18号は各地に大変な被害をもたらしました。ホント、自然は侮れません。人間なんて、なんとちっぽけで無力な存在かという事を、嫌というほど、思い知らせていきます。渡月橋を越えていく濁流、さらに竜巻や崖崩れも各地にあって、ホントに、その被害の前に呆然とされている方々に、お見舞いの申し上げようもないと思います。
 
 確かに、やりたい放題の人間だとも言えるから、自然は人間に鉄槌を下したいのかも???とは思いますが、ちょっと相手を間違っていると思う。だって、被害に遭うのはいつもごくあたりまえのひとたちで、なぜか、政治家やら経済界の大御所やら官僚ではないもの。永田町、霞ヶ関、ピンポイントでお願いしたいんですけれどね。

 台風直撃の前の土曜日 9月14日に亀戸中央公園で『再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」が行われました。台風が遠い海上にあるからか、それはそれは湿度も高く暑い午後でした。京成線の曳舟駅下車、東武亀戸線の曳舟駅への移動は、あれ?こんなに遠いの・・と思いつつ、猛暑の中を歩きます。東武亀戸線は2両連結の電車で、曳舟駅と亀戸駅を折り返しているらしい?。はじめての乗車です。目指すは亀戸中央公園最寄り駅の『亀戸水神』。下車して、集会のある公園を目指します。

 到着した時には、すでに第1部の各地からの報告が始っていました。草の生い茂る感じの広場にとりあえずシートを広げて、着席。原発立地の各地で大変な運動をされている方々、その現状に原発反対の苦難がにじみます。なぜに、3・11を経て尚、原発に苦しむ状況は変わらないのか?その危険性は解決されなのに・・・と理不尽さに怒りが募ります。

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 第1部終了後、光風&GREEN MASSIVEというグループの音楽があり、いろいろな表現手段でアピールをする、その心意気を嬉しく思いました。リズム感がどうにもないもので、手拍子も踊りも無理でしたけれど。
 
 第2部はまず落合恵子さんからの挨拶。本当に五輪決定に浮かれている場合ではない、その背後に隠された様々な危機にもっとアンテナを鋭くしないと、大変な事になるとの思いに共感でした。続いて、大江健三郎さん、ホントにこの状況に立ち向かうのは、失礼ながら年齢的にも大変だと思うのですが、でも、しっかりと今の状況の矛盾をついて、頑張っておられる姿に感無量です。

 福島から避難されている長谷川さんの訴えは、自主避難ゆえに、さらに過酷な現状を訴えておられたが、人間の心の狭さが、被害者をさらの追いつめる過酷な現状に思わず涙でした。
 1部に続き原発立地からの報告として、泊原発について、北海道大学名誉教授の小野有五さんは、「泊原発が事故を起こしたら、北海道中の農作物がダメになる」と危機感をあらわに、さらに伊方原発、川内原発の現地からも原発の危険性がどれほど拡散するかを聞く事ができました。

 最後は主催者のひとり、鎌田慧さんからの挨拶。本当に今起っている事にもっと関心とさらに責任を感じる必要を思ったのでした。

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 ここから、パレードに出発。これまでと違って、下町を通るということで、物珍しく、スカイツリーを見ながらのシュプレヒコール。
暑さにヘトヘトになりながら、押上駅へ。パレードはまだ続くようでしたが、一足お先に失礼しました。申し訳ないけれど、台風のもたらす湿気と暑さに、疲れきったのは、残念ながら、やはり高齢者ゆえでしょう。
posted by norarikurari at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月09日

江戸川放水路でハゼ釣り

 9月の葛飾区郷土と天文の博物館主催、江戸川野遊び道場は「江戸川放水路でハゼ釣り」です。
丁度、ハゼ釣りのベストシーズンということですが、お天気はあいにくの曇り空、時折、パラパラと雨粒も
降ってくるけれど、ひどくならないという、なんとも絶妙の天候。でもこういうちょっと曇天の方が釣りには良いのだそうです。
 東西線妙典駅に9時集合、そして、歩いて江戸川放水路へ。7月に「干潟の生きもの探し」をした時から、
約2ヶ月ぶり、ちょっと、秋らしくも見える放水路です。

 釣りの経験者はすぐに仕掛け作りに取り組み、初体験組はボランティア参加の釣り名人や講師の指導でなんとか仕掛けも出来たら、
いざスタート。
 講師の田中は現場を見回って、アドバイス。浮き下の調整や投げ方のコツ、エサについてなど、ちょっとしたことが釣果を左右するみたい。
 釣りに夢中になる家族連れもいれば、貝やカニを追っかける子もいて、放水路には今、小さなアサリがいっぱい、もっと大きくなって、来年の生きもの探しで再会できると良いな。

 釣りには、親子共々、けっこうハマるみたいですが、お母さんも真剣に釣り竿を見つめて、なかなかにカッコいいです。

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 11時半過ぎに集合して、釣果を披露したり、ハゼ以外の生きもの解説など。珍しいワタリガニを見つけたり、ケフサイソガニ、マメコブシガニ、ヤドカリにアサリ、ホンビノスガイなどの収穫もあって、ひとしきり見せ合ったり、ハゼの下処理方法、レシピの伝授まであって、12時解散。

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 午後もハゼ釣りに挑戦する家族もけっこういるようで、なかなかに人気のイベントだと実感しました。

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posted by norarikurari at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月01日

予定はしばしば変更されるもの?

 8月も終わり、なんともう9月、ってことは2013年もだいぶ残り少なくなって来ました。
 
 それにしても、一応の予定は突如、大幅変更になる・・・と痛感した1日でした。本来なら、母を市川駅まで送った後は、日比谷公会堂での小出先生の講演を聞くことが出来るかな?先着千名だっけ?それに加われたら、講演を聴こう、だめなら、葛飾区郷土と天文の博物館の企画展にしようと、一応大ざっぱなプランでしたが・・・。
 
 まずは、母を駅まで送った帰り道、1車線のバス道とはいえ、極めて細い道で、電柱が邪魔。脇の自転車の走行をかわして通り過ぎるのに気を使い、やっと追い抜いてホッとしたその瞬間、『バ〜〜〜〜ン』という衝撃が?何だ?どうなったのか?サッパリ解らずに左脇を見たら、サイドミラーが完全に破損してた。え?邪魔だな...と思っていた電柱に、サイドミラーがぶつかったのか?いや〜〜〜、びっくり、いきなりのアクシデント。

 ということで、帰宅してディーラーに電話。営業所までもってきて・・・ということで、今度はまたも車を走らせることに。片方のミラーがないまま走るのはけっこう恥ずかしい。
 なんとか、営業所について、さて、調べた結果は、部品を取り寄せて交換すればOK。というわけで、左ミラーには臨時のミラーをテープでとめてもらい、部品の手配が届くまでの待ち時間をしのぐことに。

 こうなっては、日比谷公会堂まで行く時間はなく、午後に葛飾区郷土と天文の博物館の特別企画展を見に行きました。平成16年度に「肥やしのチカラ」という特別展が好評で、今回はその第2弾ということで、『肥やしの底チカラ』です。その後に新たに発見された資料をもとに、グレードアップした展示ということです。

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 江戸時代、周辺の農村(葛飾区もそのひとつ)の役割は、「町に住む人たちに野菜などの食糧を供給すること、そして町の生活廃棄物を『肥やし』として活用し、環境を衛生的に保つことだった」と。
 葛飾区の農業生産(レンコンや小松菜、ネギなどに加え、花ショウブに金魚池などにも)に、江戸の人糞尿が肥料として重宝されたこと、しかし、時代を経るにつれ、肥料として使うだけではとうてい処理しきれなくなる現実など、興味深い史実が見られました。
 人糞尿による野菜栽培では、「おいしい」「みずみずしい」野菜が出荷できたとのことですが、現代人の端くれとしては、ちょっと微妙な気分もしつつ、でも化学肥料にもいろいろ気づかない問題もあるしなぁ?と、ホント、勉強になります。
 さらに、肥料としてだけでは使い切れない東京の人糞尿は、東京湾に廃棄されていた、それもなんと平成9年まで・・・って正直ビックリの事実も。下水処理後の排水にもいろいろ問題ありと言われる昨今ですが、ホント、「肥やし」の問題は奥が深いとあらためて思いました。
posted by norarikurari at 20:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする