2012年10月29日

天気思わしくない観察会

 昨日、10月28日は江戸川の自然環境を考える会の定例観察会(代表がつれあい・・・)。先月は雨でトホホの観察会でしたが、今回も・・・・午後には雨の予報・・・。なんとか、少しでも長く天気が保ってほしい・・・と祈るばかりの思いで、松戸駅 第一次集合場所に集まった数人と、我孫子へ向かいます。ここで、第二陣と合流、今回は『秋の手賀沼周辺散策と岡発戸』というコースで歩く予定。
 
 この日、我孫子市は手賀沼市民マラソンがあるということで・・・・、予定の観察ルートを無事巡れるかどうか??何しろ、市民マラソンブームとあって、参加者も多いらしい・・・なんと1万人とも言うことで、午前中を中心に通行は遮断されるらしい。

 ともあれ、我孫子市からまずは香取神社へ。ここにある大きなスダジイがたくさんのシイの実を落としている。ちょっと味見すると、さっぱりと美味しいというわけで、しばし、シイの実拾いとなりました。町中の神社は、巨木も枝を落とされたり、伐採されたり、訪ねるたびに樹木が減って淋しく閑散とした感じになっている。これでは神様にも見放されそうだ・・・。
 つづいて、曲がりくねった小道の奥には柔道家 加納治五郎の別荘、さらに隣り合った姪の住まい、三樹荘がある。加納さんの別荘の庭に入れてもらい高台からの展望に、当時はさぞ素晴らしい光景が見られただろうな?。すぐ下のはけの道の先は干拓前は手賀沼の岸だったそうで・・・おそらく、そこにはトキ、コウノトリ、マガン、ヒシクイなどもやって来るような環境だったはず。そんな環境に惹かれてか、大正時代、多くの文化人が我孫子に住んだということでしょうか。決して便利な地ではなかっただろうに・・・と、当時の文人たちの日常生活など思いめぐらしてみたりしました。
 長い下りの不抜坂を下ってはけの道へ。

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 このとき、号砲とともに、マラソンがスタートした様子。我々はちょっと奥まった高台にある杉村楚人冠の屋敷跡へ。ここの崖には、アザミ、エビヅル、センニンソウなど多くあって、エビヅルのお味見をしたり、花や実を鑑賞したり・・・。さらに、志賀直哉旧宅跡を経て、手賀沼湖岸に出たかったが、道路はマラソンランナーがドンドン走る状況で、横断不可能。仕方なく、はけの道に戻り・・・手賀大橋の交差点でやっと水の館へと道を渡ることができた。

 早くも雨が降り出して・・・、予報よりはるかに早く、私たちもランナーたちも雨に濡れることに・・・。水の館で展示の魚などじっくり観察して、さらに、先へコースを辿るが、もうひとつの香取神社や古墳公園へは道路を横断できず、断念。手賀沼湖畔道路をたどって、オオバン、オナガガモ、カイツブリ、カルガモ、ダイサギ、カワウ、コブハクチョウなどのんびりくつろぐ様子を眺める。人がいないので、くつろいでいると・・・無粋にも、やって来る我々にしぶしぶ離れていくようで、何もしないから・・・そのままいてくれていいのに・・・。ここに、珍しい植物、オガタマノキがあって、実を付けている。コブシの仲間だけに、実もやや似ているが、珍しいことに見やすいところに成っているし、地面にも落ちていて、じっくり観察できた。

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 お昼は五本松公園で、幸い、なんとか雨がやんでいる間に済ませた。午後は、参加者のひとりが森林ボランティアとしてかかわる植林の林の様子を見せてもらい、活動の苦労話を聞き、樹木の育ち具合なども見た。そのあと、谷津ミュージアムとして市民が主体的に保全に係る岡発戸を巡る。冬水田んぼやカエル池、貴重生物のいる湿地などもあって、いろいろな生物がここを頼っている様子が伺える。降ったり止んだりの雨のせいか、草に止まってじっと休んでいるトンボたちを発見。じっくり見ていても、ぜんぜん動かない。先に行っていた仲間も呼び戻し、アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボなど休憩中の姿を観察。

 さらに、ツリガネニンジンやカラスウリ、ガマズミなどいろいろな植物観察も楽しんで、無事、東我孫子駅で解散・・・となるはずが、電車の本数が多い天王台駅までさらに歩いて、ようやく無事解散となった。雨も思ったほどひどくならなくて、何よりでした。参加の皆様、本当にお疲れさまでした。
 
 次回は「利根運河と江川ビオトープ」ということで、今度こそ、好天を期待したいものです。
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2012年10月25日

あれよ、あれよと・・・秋は過ぎていく?

 いつの間にか10月も残りわずかとなりました。ちょっと、時間の経過が早すぎると文句のひとつも言いたいです。だって、9月はずっと猛暑続きで、もう暑さに辟易としていたら、彼岸過ぎていきなり気温低下、そして、10月、雨が降るやら、台風来るやら、そして、ふつうに秋を楽しむ日々がわずかで、ぐっと気温も下がって・・・秋短い・・・・短すぎる・・・・ってかんじです。文句言いたいです、誰に??って言われると困るけれど??

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 きれいな赤い実をつけたガマズミにも秋を感じる今日このごろ・・・。

 おそらく自然界でも困っているんじゃないでしょうか?いつもの予定だと大幅に予定が狂っちゃって・・・え?どうしましょう??みたいな・・・。例えば、樹木の紅葉も、え?どうなの?今から急に?見たいな戸惑いがありそうだし、トンボたちも急いで交尾、産卵しないと・・なんて・・バタバタと大慌てになりそう??

 夕焼けの空はきれいで、しばし、天空のアートに時を忘れる感じもしますが、どんどん夕暮れ時が早くなるのは、なんとも気ぜわしい気分で、それが残念でなりません。
 
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2012年10月22日

申し分のない秋晴れの観察会

 10月21日は秋晴れ、もう文句のつけようのない観察会日和。午前9時、北総線印西牧の原駅集合で、葛飾区郷土と天文の博物館主催「江戸川野遊び道場」は「赤トンボを捕まえてみよう」。補虫網を持った親子が集まってくれて、いざ、赤トンボが飛び交う田んぼへ行こう。 天気も良いし、暑からず寒からず、風もなく、絶好の日和。
 
 赤トンボの羽化を観察した田んぼで、赤トンボが交尾し、産卵するさまを観察することにした。ちょっと見ると、どこにいるのか?とまるで分からないけれど、飛び出すと、あ!いた・・・って、確認できる。ここでは5種類のトンボが確認できるはずとのこと。

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 アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボ、マイコアカネ、マユタテアカネの5種類を捕獲して確認するのが、今日の目標。まず、最初の田んぼでは、アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボはふつうに確認できた。それぞれの特徴が分かると、識別は容易ですが、♂♀の違いもあるし...結局なかなか複雑かも??
 おつながりで飛ぶトンボ・・・・,さらに、稲の二番穂に止まって、交尾をする姿も観察。トンボはこうやって一生懸命命をつなごうとしているんだなぁ...とわかってもらえたかなぁ??

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 さらに、つながる林縁をたどっていくと、ここはマユタテアカネが好きな場所のよう。さらに、マイコアカネもいて・・・、目標の5種類確認は達成。ちょっとした田んぼの水たまりには、トウキョウダルマガエルがいっぱいいるし、さらに、子どもたちはタイコウチやオニヤンマのヤゴを見つけて来たり・・・、里山の自然を満喫。なんと、子どものアオダイショウを捕まえたお父さんもいて、みんなでこわごわ、ヘビの皮膚の感触を確認したり・・・、当初の想定以上の成果を楽しむことができました。

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 思った以上に、自然のもつ大いなるパワーを大いに楽しんだ秋の半日でした。

 青空の下、自然を楽しみ、思う存分駆け回って・・・楽しい時間を過ごした・・・こんな日々がいつまでも続いてほしいと切実に思うのでした。 
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2012年10月14日

深まる秋?

 いつしか10月も半ばとなり、すっかりあの夏の暑さも遠い彼方の出来事のようになってきました。でも、あの暑さの影響なのか?今年はいつもよりキンモクセイの香りを感じないような??ふつう・・・秋を感じることのひとつですが・・・、どうした?単に私の嗅覚の衰えの結果なのかなぁ??

 ともかく、まるで他人事でしたが、IMFの年次総会が48年ぶりだかに東京で開催されたとか?それで???って感じでしたが、この総会にあわせて関連イベントがいろいろ企画されていたらしく?そのひとつ、国土交通省主催、世界銀行協賛の国際シンポジウム「これからの河川環境を考える」に11日出かけてみました。東京商工会議所でのシンポジウム。

 あのIMFでさえも、自然の価値を無視できない・・・・まあ、そんな流れは歓迎ですが、実際には、その理念の転換を具体的な政策に反映させていけるのか?なかなか大変そう。なにしろ、テーマの『これからの河川環境』に関して、国交省は当然ながらはっきりとした政策もないし、長期的展望もなし・・・ってことでは、単なる念仏に終わりそう??だからこそ、しっかり監視の目が大事でしょうね。

 国交省の事例発表は、過去のわずかな事例のみで、今後の提案がなく、兵庫県豊岡市のコウノトリ自然復帰への取り組み、千葉県野田市を中心に東関東広域で、これからのコウノトリもすめる環境を保全、再生、創出していこうという意気込みには負けていましたね。
 経済優先だけでは、これからは通用しないのだと・・・・エコノミストや行政関係者にも理解して欲しい、時代の変化を感じて欲しいと切実に思ったりしました。

 13日は『さようなら 原発集会in日比谷』に参加、秋晴れ・・・日差しの中ではちょっと暑いくらいの日比谷野外音楽堂での集会。

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藤本敏夫氏と加藤登紀子のお嬢さん、Yaeさんのライブののち、14:00から集会スタート。鎌田慧さんのあいさつ、落合恵子さんのメッセージ、高橋哲哉さんの提言、福島からと大間からの訴え(どちらも本当に強い思いがひしひしと伝わって来た)、大江健三郎さんのアピールなどあって・・・最後の挨拶は城南信用金庫理事長。
 その後、デモ行進・・・・問題の東電前も通るこのコース。東電前には機動隊ががっちりガード。税金でこれ以上守ってやらなくても・・・、まったく盗人に追い銭とはこのことだ????なんて、思っちゃいましたが・・・。

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 憲法記念日などに何度も歩いたでもコースだけど、東電は当時やり過ごしていたんだなぁ・・・って事に気づいた。有楽町、八重洲口を通って呉服橋まで歩いた。

 八重洲口当たりで空を見上げると・・・縞模様の雲。ちょっと珍しくてデモ行進中に記念写真。

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 市民のパワーが衰えることを権力サイドは期待しているだろうけれど、こと原発については諦めることはあり得ない・・・だって、どう考えても推進しようって無理なのだ。地震国に危険すぎる原発、いったいどこがクリーンで安全なのか?なによりも、放射性廃棄物がたまり続ける・・・その解決策を見つけてからにしろ・・・・バカやろう!!ってことです。

 ということで、めったに出かけない都心に立て続けに外出してしまいました。

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2012年10月08日

3連休も呆気なく?

 通信発送を終えて、ホッとしたらもう10月。月初めは超極小ニュースレターを2種類発行しているので、その制作でおわりました。なんか絶えず何かに追われている気分です。通信の公式サイト?も更新しなくちゃ・・と、だいたい遅ればせながら・・・細々とやっている次第です。

 と言うわけで気づくと、10月も8日。3連休最終日となっていました。かすかにキンモクセイが香って来る時期。秋深まる・・・って実感しています。あの夏の猛暑・・・もう、太陽が照りつけるあまりの暑さにじりじりと焼かれている気分だったし、それが9月半ばを過ぎても続いて・・・、秋は来ないのか・・・と思ったら、彼岸に入って、いきなり一気に気温が下がって・・・、ちょっとぼちぼちやってほしいんですけれど?極端な気温の変化にもうビックリでした。
 
 穏やかな・・四季の変化はもう贅沢な願いなんでしょうか?特に口に出して言うことはないにしても、植物だった野鳥だって戸惑っているんじゃないかな?これまでにない・・・おかしな天候には?と気になります。

 特に何もない3連休でしたが、本日、空を見上げたら・・・、もうすっかり秋空・・・、巻雲、鰯雲・・・空の広さと雲の描くアートに見飽きない・・・感じでしたが、さらに、その雲にピンクや緑、青などの色が見える彩雲が見られました。これまで気象観察図鑑で見ただけだったけれど・・・リアルにかなりの時間・・・消えてもまた現れて・・・なんか、これは吉兆、ひょっとして良いことがあるかな?って思いたくなりました。
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2012年10月02日

サシバの渡り観察会に参加してみました

 この時期、夏鳥のサシバは南へと帰っていくということで、各地でサシバの渡り観察会が行われています。有名どころは、伊良湖岬や白樺峠、さらに西表島だったりするようですが、野田市江川ビオトープも千葉県内では渡りのルート上ということで、毎年、利根運河の生態系を守る会猛禽調査班が主催して、渡りの観察会が行われています。

 なかなか参加できないでいましたが、今年は9月30日(日)開催ということで時間の都合が付くし、参加してみることに。しかし、台風18号が過ぎ、台風通過後によく渡りが見られると聞いているから期待!!と思ったら、何と、台風17号接近とか?え?台風に向かって渡りをするのだろうか?でも、30日朝はピカピカの快晴で、台風の気配はまだない。ということで、8時前に車で目指せ!江川ビオトープ。流山街道を走り、梅郷経由、江川ビオトープへ。野田市清掃工場脇には江川ビオトープを管理する野田自然共生ファーム駐車場への直線の道ができていた。案内人に挨拶をして、駐車場へ車を止め、さっそく、鳥見の高台へ。

 まだ観察会スタート前ですが、すでに、鉄塔にオオタカが・・・、清掃工場屋上にチョウゲンボウと・・・、鳥の名前が飛び交っています。双眼鏡では小さくて良く見えないので、設置されたスコープで拝見。オオタカの凛々しい姿や、チョウゲンボウのあれは♀との説明など、青空のもとてでの鳥見はワクワクします。

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 9時過ぎに開会。猛禽班の紺野氏より、サシバについて、その渡りのルートについてなど説明があり、たくさんの参加者の目でいろいろ見つけましょう・・・ということだったが、そう容易いものではない。「サシバ、2羽」「あ、旋回している」などと説明があっても、「どこ?」「どこ?」状態。何しろ、かなりの上空を飛んでいるので、双眼鏡でやっと?って感じだし、すぐに見失いそう?ベテランの方の「右へ行っています」「ドンドン右」「電線の上当たり」「3羽だ」「5羽、6羽になった」って・・・実況中継?に到底ついていけません。
 まあ、この空のどこかで飛んでいるんでしょう・・・とその姿を思い描いてみました。
 
 でも、その他に、ノスリが何度も登場して、旋回してくれたり、チョウゲンボウの♂がやって来て、なにやらエサをとったらしい?とか、オオタカがどうやらエサとりに失敗?など、素人にも飽きずに眺められました。野田市長の根本氏も、途中で見えたけれど、サシバをご覧になれたのかどうか?
 野田自然共生ファームでも収穫祭をやっていて、参加の子どもたちをトラクターなど作業車に乗せる企画が人気のようでした。

 台風の影響か、南風が出て来て、サシバの渡りはその後、無理そうでしたが、目下なにかと話題のミサゴ(=オスプレイ)が登場し、本家はかっこいいなぁ・・・・とじっくり観察させてもらいました。

 久々に、青空と様々な形の雲も眺めて、気分雄大になり、猛禽類もいろいろ見られて楽しい観察会でした。きっと、オオタカやチョウゲンボウ、ノスリも上空から地上の私たちを観察していたんじゃないかな?人間って・・・飛べなくて可愛そう?とか、双眼鏡やスコープがないとダメって・・・視力悪いなぁ??とか、鳥も、けっこう面白く観察したんじゃないかと思ってしまいました。
posted by norarikurari at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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