2011年11月30日

小春日和の観察会

 11月27日は江戸川の自然環境を考える会の定例観察会でした。幸い、天気は良いらしいし、気温も暖かくなるとの予報。そのわりに朝出かける時は風が冷たく・・・曇っているようで・・・・あれ?天気予報はどうなったのか?と心配しましたが、徐々に予報に合致して来てくれました。
 今回は、松戸駅集合、徒歩で松戸市内の巨樹、緑地を巡ることになっています。ほんの道ばたにある巨樹、それもスダジイとケヤキが接して一体化した巨樹やら、ケヤキがナンテンやネズミモチを抱えたものなど・・・興味深い巨樹を観察。

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 続いて、花蔵院の黒松。これも、たった1本、しっかりと立っているけれど・・・地震に台風・・・大風を受けて、大変だったのではないか・・・と同情してしまいました。
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 街にある木々は本当に過酷な状況で頑張っているけれど、時に、邪魔、落ち葉が・・・、と邪見に扱われて、みっともない形にされたり・・・ホント、大変な中を頑張っています。ちょっとは、長い歴史をみて来た樹木にいたわりを・・と思ってしまいます。

 上本郷の風早神社には、代譲りのマテバシイがあります。親木が枯れ、その回りに芽吹いた子株たちは親を栄養としてすくすくと育っている・・・。

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 さらに近くの本福寺には、嘉永4年(1851年)吉田松陰が宿泊した史実があると言う。どういう経緯でここに宿泊したのか?上京した22歳の松蔭がこの時代に不便だったろうにここまで来たとはびっくりでした。

 運動公園、香取神社を経て、21世紀の森と広場へ。ここの池には多くの水鳥が冬には羽を休めるようですが、今冬はいち早くオオハクチョウが滞在。マコモの根など食べています。
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 ここでは、また、コスプレ少女たちが大勢、様々な衣装に身を包んで、写真を撮りあっていて、今どきの若者事情にビックリでした。それぞれに凝った創作衣装のようだし・・・まあ、創意工夫は一応評価すべきかと・・・。

 ここで昼食後、子安神社を経て、関さんの森にかかわる道路計画の現場検証。松戸市の道路計画で、関さんの自宅などを貫く計画をなんとか迂回に変更させた・・・とはいえ、千葉県でも珍しいケンポナシの老木が道路計画で移転を余儀なくされ、いま、移植を待つ状況。老木の引っ越しはかなり難しい大事業かと思われるけれど、たくさんの実を落としていて、梨に似た匂いと味をちょっと味わったりしました。
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 最後に関さんの森パート2、溜の上の森をちょっとのぞいて、解散は新松戸駅。天気もよく、のんびりと身近な自然を巡った観察会で2011年の観察会は無事終了となりました。


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2011年11月27日

勝手な品評会?

 毎年、この時期、知人のご主人が日展に作品出品ということで、招待券をいただきます。それで、六本木の新国立美術館まで出かけます。六本木っていうと、その昔は防衛庁がド〜〜ンと存在したってことも・・・昔話かなぁ?なんか、街の雰囲気も変わったような??

 ともかく、10時からオープンということで、まさにその時間に行ったので、まだ人出もなく、ゆっくりと見ることが出来ました。
毎年の楽しみは、実は日本画のたくさんの作品の中から、勝手に今年の1点を見つけ出すこと?になっていました。

 今年は、やはり、どうしても3・11東日本大震災をふまえて・・その上でどう作品としているか?が気になりましたが、そういった作品はあまり多くはなかったみたいです・・・・。

 そんな中で、作者は全く別の意図だったかもしれませんが、一面のがれき?のような背景に飛ぶ1羽の野鳥の孤独な飛翔に目が釘付けとなりました。

 君は誰?オカヨシガモ??ともかく、ただ1羽の野鳥が飛ぶ瞬間が何とも言えず、訴えるものが大きくて・・・、すっかりノックアウトでした。という訳で今年のNo.1作品は京都府、高井弘明さんの作品『余韻』です。ぜひ一押したい作品と思いました。

 あまたの作品を申し訳ほどの短時間で見て、とやかくなど・・・言えませんが・・・でも、作品に込めた個々の作家の熱情にふれることはある意味・・・気持ち良いこと・・・って感じです。

 トンボ帰りで、午後は、毎度のとおり、母を乗せてのドライブ。国道14号で千葉へ向かい、そこから四街道、佐倉へのルートで走ってきました。初めてのルートは不安がいっぱいで・・正直ドライブを楽しむって感じにならないし、日暮れが早いので結局帰宅は真っ暗・・ってホントとほほ状態でした。
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2011年11月21日

伝統の技はすごい!

 土曜日は猛烈の雨で、結局ほとんど1日門外不出状態でした。つれあいは、この日観察会の予定でしたが、さすがに順延となりました。本当に激しい土砂降り状態に、猫も外出ならず、すごすごと玄関からUターンする姿が可愛かったです。

 翌日曜はなんとか天気回復、午後、葛飾区郷土と天文の博物館へ企画展を見に行きました。江戸川野遊び道場でお世話になっている学芸員の堀さんと小峰さんの企画する『江戸小紋を伝える、小宮家のわさと人』ということで・・・・、精緻を極めた江戸小紋の美術工芸品について、勉強になりました。

 まず、型紙のための楮の栽培、紙すきから、道具の数々、型紙彫り、糊や反物をつくるヒト、さらに小宮さんによる染めまで、数多くの工程をそれぞれに支えるひとがあっての、いわば総合芸術作品と..実感しました。こまかな材料の調達や道具の職人さんなど、どれが欠けても完成は難しいとあって、あらためて、大変な美術作品だと知ることが出来ました。

 遠目には無地に見え、よく見ると、繊細な細かな柄が描かれているって・・・江戸っ子の粋の神髄かもしれません。ともかく、実に興味深い展示、一見の価値あり、着物に興味のある方、お近くの方には、ぜひおすすめです。

 このあと、母を乗せて車を走らせ、ここはどこ?どこへ向かうか?不明のままの迷走ドライブ、わからないまま、何とか、越谷・・野田を経て、帰途につくことが出来ました。で、最後の最後に、雨が降り出し・・・あわてて帰宅となりましたが、つれあいは、前日予定の観察会、順延ということで出かけて・・・なんと、やっぱり、終わり近く駅間近から雷雨に見舞われたとか・・・,おかしな天気に翻弄されたってことでしょう。
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2011年11月17日

寅さんに逢いたい?

 毎月1度、母を送って青戸まで行く途中で柴又帝釈天脇を通ります。昨日、同じように通っていたら、母が「寅さんだったら、今どうしていただろう?』と呟きました。巨大地震に大津波、さらに原発事故まであって、たくさんの被災者が途方に暮れている時に、寅さんだったら・・・どんなことを言い、どう行動して、どう笑わせてくれたかなぁ?どう励ましてくれただろうか?見たいと思う。それも、出来れば、晩年の寅さんではなくて、若くて元気な寅さんで・・・って、無理ですけれどね。渥美清さんがもういないのだから・・。

 見たかったなぁ。寅さん、福島行っていたよね。そして、被災者をどう笑わせたかなぁ?・・・なんて、思っていたら、今朝の東京新聞に『3・11後、寅さんと生きる』って記事があって・・・、まあ、偶然と言うか、こんな状況で思いはけっこう一致するんだなぁと・・・気づきました。

ご存知、柴又帝釈天・・・。矢切の渡しを渡ってくると、なかなか風情があります。

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 こんな時に思い出される寅さんって・・・すごいよね。多分、ご本人もんビックリでしょうけれど、あちこちに迷惑ばかりかけているような・・・困った奴が・・・懐かしく思い出されるって、寅さん冥利につきるかも??

 やっぱり、ひとは困難な時に笑いを求めるってことでしょうか?もちろん、癒される心温まる上質の笑いでないとダメだけど・・・。
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2011年11月16日

冬が来る・・・?

 11月も半ば、立冬もすぎて、立派な冬です。だから、寒くても文句は言えません。でも、寒いのは苦手だし、暖房費がかかるのも困ります。

 11月12日(土)つれあいは、久々に長野県伊那市長谷へと日帰りバス旅行でした。古くからのおつきあいのあった、その当時は上伊那郡長谷村・・・、南アルプスのむらでした。市町村合併で伊那市となったけれど・・・、アンモナイトなど化石の出土する長谷での記念行事に出席。今より若い頃は車を飛ばして出かけていたけれど、寄る年並・・・ってことで、バスを探しました。すると、新宿発長谷行きのバスがあった。しかも料金が安い・・・。ということで、予約して出かけたものの、この日、中央道は故障だか事故だかで渋滞しているみたい??さて、予定時間につくのかなぁ??と心配。
 
 帰宅は午後11時15分過ぎと、なんともハードスケジュールでしたが、無事、帰宅。翌日に予定があったもので、宿泊ならずでしたが、なんとか、強行軍ながら予定をこなしたようで、ヤレヤレでした。

 それはさておき、日曜日午後、母と茨城県常総市水海道にある坂野家住宅に向かいました。前に1度訪ねたけれど季節を変えて行ってみようと思った次第。今回は来訪者も少なくて静かなたたずまい・・・。入り口で出て来た方に『どこから来られましたか?』と尋ねられ立ち話となり、なんとこの坂野家保全に苦労した当時の教育長さんだったとか。「議会の連中が反対して・・・』と当時の大変な様子をもらされましたが、それを押し切って保全されて良かったです。見事な建築物と庭が残せたのはホントに市にとっても財産です。

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 当時の建築の見事さ、凝った建具など見れば見るほど感心します。贅沢な美術品ってかんじになっているし、広い空間がゆったりと心地よいです。茅葺きが何層にもバウムクーヘン風に重なっているのはこの地域の特徴とか??

 ホント、手間ひまをおしまない信念が重厚な作品として残ったのでしょうね。つまり、なんでも、「手早く」「安く」って効率第一の現代社会への強烈な批判として存在している感じもしました。

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2011年11月09日

秋の森で遊ぶ

 すっかりご無沙汰してしまったようです。何をしていたのか?と言えば、さしたることはしていないけれど、つれあいが夏に出したトンボ図鑑を新聞の千葉版で紹介してもらったところ、電話の問い合わせを多くいただき、図鑑の発送作業でバタバタしているうちに、呆気なく1週間以上過ぎてしまったようです。
 新聞の威力と、トンボ愛好家が思いのほか多いことを知りました。おかげさまで、売り上げもアップし、ありがたいことです。

 そんな中、5日土曜日、葛飾区郷土と天文の博物館主催、「江戸川野遊び道場」は、うちの近くの堀之内貝塚の林で遊びました。
木の実や落ち葉を拾ったり、その拾ったものたちの元の木を探したり、ムクノキの実をお味見したり・・・。さらに、木登りに実にぴったりの枝振りの大きな木に登ったり、メジャーで木の幹回りを測ったりしてみました。

登った木からおりてこなくなった子どもたち・・・
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ムクノミは見た目ちょっとブルーベリー風?でもお味はレーズン風?
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 太そうな木を探して、地面から130センチの高さのところを測るのが一般的に正しい測り方とされているとか。親子で、いろいろな木を測ってみましたが、3メートルを超える木はなかった。

 ここは貝塚ということで国指定の文化財、縄文人が食べた貝の殻がいっぱい埋まっていて、今では東京湾に生息しない貝も当時は生息していたこと、当時も今も普通に生息する貝もあることなど興味深い発見できるところ。

 最後はクイズ、木を使ったものを出来るだけたくさん・・・あげてみよう・・・。案外、急には思いつかない??家、割り箸、鉛筆、机、椅子、紙・・・・と上げていって、まな板、服・・・なんて良く思いついたよ。でも、桶とかはもうあまり日常にないのか・・・、上がりませんでしたね。

 最後に、手づくりの葉っぱのカードで神経衰弱。つれあいが描きためた点描画の葉っぱの中から特徴的な形をしたものを二組づつカードにしてみたもの。けっこう、楽しそうに遊んでくれて良かったです。

 深まる秋を感じる野遊び道場はお昼に解散したけれど、お弁当持参で午後も楽しむ親子もいるようでした。

 樹木つながりということで、残念なおしらせ。
 印西市本埜には谷津のシンボルツリーの大きなエノキがありました。ホントに見事な樹形だったのですが、台風15号で、無惨にも半分が倒れてしまったとか。
 たった1本で大風を受け止めきれなかったんでしょうね。
かつての勇姿。
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残念な姿・・・・。
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posted by norarikurari at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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