2009年10月31日

悪魔に魅入られた?

 つまらない日常話しをほぼ書き上げ・・あと一歩というところで・・・なぜか?画面が消えて・・エラー情報もなく、カキコミはすべて消え失せました。

 本日、2度目です。最初は、友人へのメール作成中。こちらは、気を取り直して、もう一度、一から書き直して送信。

 やれやれ・・・となって、ブログをと・・思ったのですが?今度は・・・なぜだ??
 
 そもそも、気づくと、10月もあっけなく終る・・ということで、わたしの10月はどこへいった・・・って感じで、ちょっとばかり愚痴ってました。ふらふら

 大きなイベントがなくても、ふつうに暮らしていても、あっという間に時間は経ってしまうんですね。あらためてビックリでした。
 
 芝居もすっかり、ご無沙汰気味だし・・。諸般の事情って、つまりは、もっぱらチケット代が問題だったりしています。

 見たい芝居を好きなだけ・・・見られるなんて、夢のまた夢・・・。来年1月の芝居のご案内もあったりするけれど・・・さて、今年以上に、厳しい事態になりませんように・・・。

 日暮れも早まってどんどん気ぜわしい時期。あまりに慌ただしくて・・・気づくと、クリスマスとか、紅白とか・・・なっていそうだ。がく〜(落胆した顔) 

 それはさておき、本日は、ハローウィンだったんですが、ご近所にもそんなふん装の親子??だか、見かけられたとか、つれあいはびっくり仰天していました。
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2009年10月27日

深まる秋に自然を求め

 昨夜、日曜の定例観察会のたいして面白くもない報告をとりあえずカキコミ、あとは、添付写真をもう1点と・・・その瞬間、ミスタッチだったのかも知れませんが、なぜか・・一瞬ですべてが消えた。
 
 まあ日頃も仕事で、ほぼ完成近い原稿が一瞬で消えたこと、数知れず・・・、だから・・またか??って・・・泰然自若・・・。そんなことには、何度やっても、絶対になりません。
 やっぱり、落ち込んで・・・なぜだ?と八つ当たりしたくなります。

 というわけで、昨夜はとても再度挑戦する気力はなく・・・引きさがりました。まあ、そのままレポなしでも別に問題はないけれど、個人的な記憶保管庫として、簡単にレポしておく必要があるんです。とりわけ、記憶力減退激しい昨今は・・・トホホ。
 
 ともかく、10月25日(日)は朝になっても小雨が降る最悪の天気。今回は『野田市江川ビオトープと船戸』を歩く予定。

 それにしても寒いなぁ・・・。しかし、歩き始める東武野田線、梅郷駅には20人近い参加者が集まり、ともかく、雨も一応上がったようなので、出発。雨が上がったおかげで、つれあいはどこかに・・傘を置き忘れたようで・・・トホホ。

 ともかく、野田市二ッ塚では、かつて県の貴重種、ヒメアカネがかなり生息した谷津田、現在は、荒れ果ててほとんど、絶滅した状況を見たあと、野田市が保全を決定した江川ビオトープへ。
 
 宅地開発計画から、大きく保全へと舵を切ったのは、時代の変化であり、市長の英断でもあった。おかげで、周辺林地もふくめて90ヘクタールの保全が現実となり、さらに、冬水田んぼや、水路と田んぼをつないでドジョウなどの生息をふやし、将来的にはコウノトリの舞う地域へと夢が広がる状況を見る。

 谷津田周辺の林地には、さまざまな樹種が茂り、中には、まるで現代アートのような・・樹木の姿も。

 
artnanekko.jpg

 あちこちで枝を落とした木々に、シジュウカラ、コゲラ、エナガ、ジョウビタキ、モズなど、冬の野鳥が見られる。







 午後は利根川から利根運河に水が入る地点まで足を伸ばし、しかし、利根川河川敷に防災道路ができて、利根運河への水の流入口をふさいでいる現状を見る。これはどうなんでしょうか?疑問がいろいろ浮かぶ状況。
 
 運河口に砂がたまって、いつしか樹木も生える・・・川の意思?川の作り出す自然には驚かされます。


ungaguchi09.jpg








 大洪水時には利根川の水を引き入れることになる田中調整地を
経て、台地上の医王寺へ。さらに常磐自動車道に接するところに残る3本のケヤキを見る。その1本には寄生木が。


kansatukai0910.jpg

 珍しい寄生木をじっくりと観察。


YADORIGI.JPG






 


あとは、つくばエクスプレス開通後に開発の進む柏市田中地区を経て、柏たなか駅で解散となりました。

 出発時には寒かった天気も午後には少しは気温があがり、何より、傘の出番がなかったのがありがたかったです。

 どうも、昨夜より、さらにトーンダウンしているようなレポ、もうちょっと面白いことはなかったっけ??

 

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2009年10月24日

野鳥おもしろ図鑑のご案内

 長年の友人、漫画家にしてイラストレーターの富士鷹なすびさんが、ついに念願の野鳥図鑑を出しました。手(チョキ)

 その名も
『原色 非 実用 野鳥おもしろ図鑑』


nasubizukan.jpg

 ふつうの野鳥図鑑じゃないです。どの鳥も、なすびさん流のデフォルメやら新解釈やら・・・で、おもしろ変身です。

 細部までこだわって描かれていて・・・・、見て楽しい発見がいっぱいです。
 お馴染みの鳥、ふつうにどこにでもいるからって・・邪険にすることなく(観察会などではほとんど注目されないスズメも)、愛情込めてえがいてくれていて・・・そこがとってもあったかい・・・。

 鳥好きには、興味深い図鑑だと思います。おすすめです。飽きずに眺めていられそうです。

A5判 横開き 164頁 定価¥1900+税
日本野鳥の会から刊行です。

 詳細はなすびさんのHP
http://fujinasu.ld.infoseek.co.jp/ 
 のぞいてみてください。

 そうそう、11月7日(土)、8日(日)、千葉県我孫子市で開かれるジャパン・バードフェスティバル会場の日本野鳥の会ブースで両日とも13〜14時の間、サイン会がおこなれるとか。
 生なすびさんに会えるし、サインもしてもらえるし・・・一挙両得・・・お近くの方はぜひ遊びにいってみてはいかがでしょうか?その他の時間は ワイバードのブースで色紙を書いているそうです。
 以上、広報担当 のらりくらり でした。
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2009年10月20日

ハテナ?のクモ

 気持の良い快晴が続いています。この先、寒くなってくる直前の心地よい日々。よけいに愛おしい感じがしています。


 ところで、話し変わって、うちの玄関をでたところに網をはったクモ。どうも初見のような__姿形。

 姿は細長く、背中の色が白っぽい・・・見たこともないクモだ。それがうちの玄関を開けたところに、かなり大きな網を張っているではないか・・・。

 これは・・これは・・何というクモか・・・と、図鑑を調べても該当するものがない?まさか、珍しいクモってことはないだろうけれど、外来種??ってことも考えられる??
 
 何度見ても、こんな特徴的なクモが図鑑にないのは・・不思議だ。興味がつのり・・・・、クモの専門家に、ややピンぼけ写真ながら添付して聞いて見ました。


KUMO.JPG

 すると、なんと解答は『痩せっぽっちのジョロウグモ』だと。ちょっと、意外な答えでびっくり。ジョロウグモと言えば、お馴染みのクモ。胴体にはストライプ模様、きれいな色もあって、なにより、体型がポッコリ型。それが、こんなスリムタイプもいるなんて・・思ってもいませんでした。ホント、自然界、いろいろと条件によって異なるんですね。

 ともかく、我家の玄関に網を張るちょっと見、ジョロウグモとは思えないこのジョロウグモ・・・、エサをたっぷりとって、早く本来の姿になりますように・・・と祈りたいです。
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2009年10月18日

トンボ捕りに挑戦

 秋晴れ、気持の良い季節にピッタリの戸外での活動・・・江戸川野遊び道場、今回はトンボ捕りです。

 ちょうど、つれあいは、赤トンボ調査をほぼ終える時期、毎年秋に利根川、江戸川にはさまれた地域でアキアカネを中心に赤トンボがどのくらい生息するか調査を続けている。

 その調査の後継者を育成・・とまでいくかどうか?ともかく、野遊びで、子どもたちにも赤トンボ調査に挑戦してもらおうというなかなか難しい挑戦です。

 正直、大丈夫かな??と思いました。なにしろ、トンボを捕らえることがまずむずかしい。さらに、捕らえたトンボがオスか、メスか、ナツアカネか、アキアカネか、ノシメトンボか、マユタテアカネか、マイコアカネか・・・識別するのは至難の技。
 アキアカネとナツアカネ、メスの違いは、胸の黒い線条が微妙に違うことを見極めなくてはならないので・・・正直難し過ぎる・・・と、心配したものの、いざ...6月に赤トンボの羽化を見た田んぼに来てみると・・・、オスメス繋がって飛ぶトンボがかなり見られる・・ではないか・。

 で、さっそく・・・子どもたちがトンボ捕りに挑戦。けっこう、上手くゲットして・・・さて識別は配布した資料だけではなかなか分からないけれど、つれあいの説明にだんだん分って来たみたい。

 捕まえて、種とオスメスを見極めたら、チェックシートに記入し、翅に赤マジックでマークをして放します。


AKATONBO.JPG

 親子で、捕まえたトンボを見ながら、あれこれ考えこんだりもしたけれど・・、おかげで、親子の会話もはずむし、『アキアカネのメスだ』とわかったりすると面白いようで...心配したより夢中で時のたつのも忘れる様子。

 数が少ないだろうと、説明を省略したマユタテアカネが意外にもかなりいて・・・しかも、子どもたちが捕まえられたのはびっくり。

 だんだん、あたりを飛ぶトンボの翅には赤いマークが付いているものばかりになってきた・・・。

noasobitonboshikibetuchuu.jpg

tonbotori.jpg


 もちろん、自由が大きな方針の野遊びなので、トンボより、バッタだ、カマキリだ、カエルだ、スナヤツメにドジョウを追い掛ける子もいて、谷津田の環境の豊かさもあらためて気づかせてもらえました。
 
 いろいろな生きものがいのちをつなごうとしている環境で、遊びつつ何かを感じてもらえたよう。・・・これからも着実に楽しく活動したいと、あらためて思いました。



noasobiowarini.jpg




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2009年10月17日

驚愕?

 7時のニュースに驚きました。加藤和彦さんがなくなった・・しかも・・自殺って・・・。
 
 信じ難いことで・・・、どうにも言葉になりません。

 同世代とはいえ、もちろん、直接は存じ上げない・・・方ですが・・・。『帰って来たヨッパライ』で一躍スターダム。フォーククルセダースの、はしだのりひこさんはキャンパスで一度だけ、ちらっとお見掛けしたような??

 北山修さんらしき方とは京都の丸善ですれ違ったような記憶が・・当時にあります。

 そんな同時代に一世を風靡し、その後もずっと活躍された方が・・・なぜに??いま・・・とただ呆然です。

 なにがあってのことか??端からとやかく言えないけれど・・・衝撃に言葉もなく・・・どうしてくれよう??と。

 つい、やけ酒になりそうです・・・。
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2009年10月15日

秋深まる 秋、さらに深まる

 もう、すっかり、秋もど真ん中です。気づいたら、10月半ば・・、ということで、つれあいのアキアカネ調査もほぼ終りました。この秋は、アキアカネが多い・・・ということで、連日捕獲に励み、成果は多かったようです。

 あとは、データをまとめ、わたしが報告書に仕上げる・・・ってことになるけれど・・、それは、例年年明けなんですよ。まあ、あまり急がないでほしいです。

 昨夜は、雷があり、雨も降ったようでしたが、朝にはすっかりあがって・・・雨の後のしっとりした空気がなんとも好きです。秋晴れの気持の良い朝なのに・・・ちょっと、しっとり・・潤っている感じが・・・なんとも言えず、嬉しい・・んです。

 このところ、読書にやや励み?、先日シンポジウムで講演いただいた大熊孝さんの『洪水と治水の河川史』を本日読了。これはミニコミ紙で紹介予定。これからの治水の方向性について、非常に斬新な指摘が注目なんです。

 さらに齋藤美奈子さんの『誤読日記』を読みつつあり、書評とはいえ、自由なツッコミ満載・・・面白いです。なかなか、こうはできない・・・と思いつつ、笑ってますね。

 『大きな木のような人』も素敵な絵本でした。パリの植物園の植物学者と少女の交流、何百年の樹木との語らい、そして、植物の不思議と魅力が美しい絵と共に伝わって来る感じでした。

 これから、紅葉の美しくなる季節、さらに自然に触れたくなっています。
 さて、「そうだ、京都にいこう」ってわけにはいかない・・・ものには・・・どこで、秋を満喫できるかなぁ??
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2009年10月11日

台風のち秋晴れ?

 巨大台風18号には、久々に驚かされました。なにしろ、沖縄から北海道まで日本を縦断・・・して、各地に大きな被害をもたらしましたが、皆様にはいかがでしたでしょうか?被害お見舞申し上げます。

 深夜に激しい雨と風・・・ちょっと、揺れる我家は・・・大丈夫か??と不安になりつついたら・・・、明け方、すっかり鎮まり・・あれ??どこに行ったの?台風は・・。と、思ったら、また、午前中は、強風が吹き荒れて...ホントに、翻弄されました。

 それでも、特に被害はなくすんだので、幸いでしたが、この台風とその被害を長く記憶していくには・・2009年台風18号というよりは、別の記憶に残るネーミングがあった方が良いような?
 
 いまだに、利根川水系の洪水に関して引き合いに出されるキャサリン台風は1947年に利根川流域に大きな被害をもたらしました。また、戦後には、室戸台風だとか、枕崎台風、伊勢湾台風などの名称で記憶に残ってる大型台風がいくつもありました。
 大きな被害をもたらした台風でも・・・これらが単に18号だの23号だのと言われていたら、時間が経つと訳が分からなくなっていそうです。

 地名をつけると、そこの印象が悪くなるってことなのかもしれませんが?でも、何か、記憶に残し、教訓とするためにネーミングも考えた方が良いような気はするけれど??
 地震には、阪神、淡路大震災とか、中越沖地震とか・・それぞれにネーミングがあるのに・・・なぜ?

 ともかく、台風が過ぎ去った後の秋晴れがいちだんとまぶしく・・、自然の猛威、自然の恩恵・・・これって表裏一体なんでしょうか?
 やはり、どれほど、文明が発達しても、人間は、自然の前にちっぽけな存在だと・・・あらためて感じています。科学が進歩したとはいえ、あのすさまじいエネルギーには、ただ翻弄されるだけで、活用することはできていない・・・みたいで、ホント、まだまだだなぁ・・・。なんとも、もったいないなぁ。
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2009年10月04日

かかげる小さな旗は何?

 ふつう、考えてないと思う。自分にとって、何が大事なのか?
自分とは何ものなのか?・・・そんなことを考える前に、まあ、日々の仕事や家族や、雑事に追われているのがふつう・・・。

 でも、時に、考えてみたいと思った。自分にとって、一番大切なもの、それが失われそうになったら、どうするのか?までを。

 誰もが思う大切なことって、命、家族、友人だったりするだろうけれど、それが失われそうになった時、では、どうするか・・・。そんな、危機的状況への傾向と対策・・・確かに必要かも知れません。

 ともかく、自分はこれを守りたいと、自らの旗をかかげることは必要だと・・・本日、澤地久枝さんの講演で感じました。
 ひとりでは大きな声にはならないけれど、それでも、どんなに小さな声でも上げたら、誰かが共感してくれて、つながっていくかもしれない・・・『ひとりでもやる、ひとりでもやめる』と言ったのは小田実さんだったとか。

 ひとり・・・ってつい、怖れをなすけれど、ひとりから始めるしかないんだと・・・。それが繋がっていくことに期待したいと。

 これは、市川9条の会、4周年記念講演でのことでした。守るべきは、平和な生活、それも日本だけではなく、世界が平和で安心して暮らせること・・へ、ひとりにできることは小さいけれど、そこから始めるしかない・・・とも、あらためて気づかせてもらいました。

 ミニコミ紙を発行して、間もなく20年目に突入となる・・・。ミニコミ紙にしろ、ブログにしろ、長く続けていくと、飾りではごまかせない・・・、結局、素で勝負するしかない・・・それが、かっこいいとか、かっこわるいとか・・・そんなこだわりでは長く続かないと・・・それだけは、わかってきました。
 つまり、かっこいい旗はかかげられない・・・。でも、ひそかに思っているのは、いつも接している野遊びの子どもたちが、将来、武器を持って誰かを殺す役割をになわないように・・・と。それだけが、ひそかにかかげるわたしの旗かも知れません。

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2009年10月03日

不思議・・・大好き!

 なんであれ、不思議なものには興味を引かれますね。簡単な手品だって・・・、ポカ〜〜ンとなって、ただただ・・・不思議だなぁ・・・と呆気に取られる安易な奴です。

 ともかく、そんなわたしが、昨夜は寺山修二さんの『中国の不思議な役人』という芝居を見に行きました。天気予報では、夕方からは傘がいらないはずが・・・、雨が降っているでしょ・・。出だしから不思議??

 寺山さんといえば、独特の『寺山ワールド』です。
過去に見たのは『身毒丸』と『青ひげ公の城』の2作品のみ。どちらも『寺山ワールドの猥雑で摩訶不思議な世界』について感想を書いていた。

 で、今回の芝居ですが、もう冒頭から不安を感じさせる不協和音の音楽(生演奏)が印象的、そして、中国をイメージした群像には、もう、エネルギッシュで、エキゾティック、エロチックな雰囲気が漂う『寺山ワールド』そのもの。「そうそう、これこれ!」って
思える人物と小道具に加え、陰や鏡をを暗喩としたセリフと展開も・・実に興味深い。

fushigi.jpg

 縁日のにぎわい、おもちゃ箱をひっくり返したような・・・不思議な感覚は、『これこそが寺山。これでしょ、これこれ!』って感じで、芝居のストーリーを度外視して、見ものはこれ!・・・って感じだったかも。小道具を含めて美術が素晴らしい。でも、きっと、初演に比べたら、凄く洗練されてきていて、本来の寺山ワールドとは味わいがかなり違っていたんでしょうけれど。
 
 中国の不思議な役人(平幹二郎さん)、彼は不死ということだが、愛する女の腕の中で死ねば生き返らないと言われていて・・・。そこに、少女にして娼婦の存在に、、愛されることなって・・、しかも少女の兄に命を狙われる展開・・。

 愛と死との関係で言えば、佐野洋子さんの『百万回生きた猫』をつい思ってしまいました。でも、猫は愛されるだけの存在の間は死ななかった・・けれど、唯一、愛する存在を得て、しかも、その存在を失った時、死を受け入れた・・という絵本とは思えない深い内容でしたが、この『中国の不思議な役人』の「愛と死」は、ちょっと異なって、疑問もありつつ..それでも、この不思議な「寺山ワールド」に幻惑されて、なかなか楽しいでした。

 なぜか、格安のチケットとなっていたので、それだけで、評価も甘くなるダメ観客でした。

posted by norarikurari at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする